今回はイタリアのセリエAのヴェローナのプレイガイドです。
2019年にセリエAに復帰を果たしてから2019-20シーズンは9位、2020-21シーズンは10位とチームの規模にしてはかなり安定した良い成績をおさめているクラブです。
Football Manager 2022のプレイガイドまとめはこちらです。
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目次
戦力
中盤に空中戦とオフザボールが強いバラークと優秀なレジスタのヴェローゾがいて、なかなかな他のクラブにはいないタレントなので、有効活用をしたいところ。
ゴールキーパー
1番手のモンティポが普通に優秀で、中位でもこういったレベルの選手がいるのは流石キーパー大国という感じ。控えのパンドゥルとベラルディも悪い選手ではない。
ロレンツォ・モンティポ
空中リーチが高くて空中戦に強く、反応も良いキーパー。欠点がなくて使い勝手のいい選手。
イヴォル・パンドゥル
欠点はないが長所もない感じの選手で、控えのキーパーとしては優秀か。21歳とまだ若いので、これからに期待ができそう。
アレッサンドロ・ベラルディ
パンドゥルと同じく大きな欠点はない感じだが、パンドゥルより少し劣るか。
センターバック
センターバックは6人と人数が多いのだが、皆が星3とそこそこなレベルで並んでいて、各々大きな欠点もないので、起用に悩む。
コライ・ギュンター
ドルトムントのユース出身の選手だが、トルコーにルーツがあり、ガラタサライでもプレイをしていた。タックルやマーキングが上手くて、集中力もあって安定感のある選手。強靭さがあってフィジカルコンタクトも強い上に、勇敢さもあるのでガツガツ当たっていくタイプ。
パヴェウ・ダヴィドヴィチ
ジャンプ到達点と強靭さが高くて、空中戦やフィジカルコンタクトに強い。タックルとマーキングも得意。
フェデリコ・チェッケリーニ
マーキングが得意で、集中力もあって安定感がある。
ジャンジャコモ・マニャーニ
ジャンプ到達点と強靭さがあって、空中戦やフィジカルコンタクトに強い。マーキングが得意なのと、予測力が高いので周りの選手の動きを見るのが得意。
ボシュコ・シュタロ
大きな長所は無いが、運動量、勝利意欲、積極性、勇敢さなどが高く、果敢に相手にガツガツ当たっていくタイプ。
ニコロ・カザーレ
守備やフィジカルに関する能力が全般的に14前後で、何でもそこそここなせる感じ。勝利意欲が3ととても低いので、試合終盤にはやる気をなくしてしまう。
右サイドバック
1番手のファラオーニが高い攻撃力を持っていて面白い選手。控えのリュエックも欠点が無く使い勝手の良い悪くない選手。
ダヴィデ・ファラオーニ
オフザボールと運動量が高く、攻撃時の動きの質と量が共に高い。その上、スピードも高くて足が速いので、走りで勝負をする選手。決定力が12とサイドバックにしてはかなりシュートも上手いので、使い方次第では面白い結果を残せるかもしれない。守備はタックルとマーキングが11など最低限という感じ。
ケヴィン・リュエック
運度量が高くて、スピードと加速力が14とそこそこ足が速い。欠点は無い選手。
左サイドバック
本職はフラボッタの1人のみで、レベルも低くは無いが高くもない感じ。
ジャンルカ・フラボッタ
チームワーク、運動量、勝利意欲、勇敢さ、スタミナあたりが高くてチームのために元気に走り回る選手で、スピードと加速力が14とそこそこ高くて、全般的に欠点が無い、典型的なサイドバック。
ダルコ・ラゾヴィッチ
正確にはサイドバックではないが、左のウイングバックに適性があるのでここに入れておいた。守備は最低限だが、ドリブル、ひらめき、スピードと加速力が高い快足ドリブラー。オフザボールと運動量もあるので、攻撃時の走りの質と量がともに高い。
守備的ミッドフィルダー
いつもは守備的ミッドフィルダーの選手はセントラルミッドフィルダーの紹介に混ぜてしまうのだが、セントラルミッドフィルダーに全く適性のない守備的ミッドフィルダーがいたので彼だけ紹介をする。
マルティン・ホングラ
守備的ミッドフィルダーが天性で、センターバックが熟達という少し珍しいポジション適性の付き方をしている。運動量、積極性、スタミナが高くて元気に走り回る感じの選手だが、勝利意欲が低くて、試合の終盤にはやる気をなくしてしまうことが多そう。勝利意欲以外は欠点は無く全般的にそこそこ。
セントラルミッドフィルダー
バラークとヴェローゾといった大きな個性を持った2人がおり、ここを上手く使いたいところ。
アントニン・バラーク
ジャンプ到達点、強靭さ、バランスが高くて空中戦やフィジカルコンタクトに強い上に、ヘディングも高いので、そこからの得点能力に期待が出来る珍しいタイプのミッドフィルダー。オフザボールと予測力も高くて、攻撃時の位置取りもかなり良かったりする。監督によってはこういうタイプのミッドフィルダーは大好きなのではないか。
ミゲル・ヴェローゾ
テクニック、パス、視野が高くて、質の高いパスを供給できるレジスタタイプのミッドフィルダー。予測力も高くて周りの選手の動きを見るのが得意で、判断力や冷静さもそこそこある。タックルとポジショニングがそこそこあって守備は出来る一方で、オフザボールは高くないので、低めの位置でプレイをすることになるか。フリーキックも得意。
イヴァン・イリッチ
トップ下、セントラルミッドフィルダー、守備的ミッドフィルダーと中盤をどこでもこなせる選手。テクニックが高くてプレイの引き出しが多いが、それ以外に大きな特徴は無い。ドリブル、パスあたりがそこそこで、視野もそこそこあるので、攻撃的なサポートが得意な感じ。
アドリアン・タメズ
チームワーク、運動量、スタミナが高く、献身的に走り回る選手。オフザボールがそこそこで、判断力や予測力もそこそこ高くてプレイ判断が良い。
ダニエル・ベッサ
テクニックやひらめきが高くてプレイの引き出しが多い。ドリブル、パス、ファーストタッチと攻撃関係のスキルがそこそこ高く、パスコースを探す能力の視野もそこそこ。
ウイング
特別優秀な選手がいる訳ではなく、人数も少なめだが、右にサイドに左利き、左に右利きと逆足の選手がそろっているので、今作のマッチエンジンとは相性がいいかもしれない。
マッテオ・カンチェリエリ
スピードとそこそこの加速力があって足の速い選手。他は全体的にそこそこといった感じだが、まだまだ19歳なのでこれからに期待。
ジャンルカ・カプラーリ
テクニックとひらめきが高くてプレイの引き出しが多い。オフザボールも高くて攻撃時の位置取りも良い。加速力と敏捷性があり機敏な機敏な選手。
アントニーノ・ラグーザ
オフザボールはそこそこ良いが、それ以外は平凡から最低限な感じ。
フォワード
空中戦に強いカリニッチ、足の速いラザーニャ、バランスの良いシメオネと様々なタイプの選手がいるので、監督の好みや戦術にあわせて起用を考えると良いと思う。
ニコラ・カリニッチ
ジャンプ到達点とヘディングが高くて空中戦に強いフォワード。オフザボールも高くて攻撃時の位置取りも良く、チームワークと運動量があって献身的に走り回る。
ケヴィン・ラザーニャ
スピードと加速力がとても高くてかなり足の速い選手。その上にチームワーク、運動量、勝利意欲、積極性もあるので、献身的に走り回り、オフザボールもあるので攻撃時の位置取りも良い。しかし、判断力が低くてプレイ判断が悪く、冷静さも低いので簡単なシュートでもミスることがありそう。
ジョバンニ・シメオネ
アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督の息子。チームワークと運動量が豊富で、献身的に走り回る。また、オフザボールと予測力が高くて攻撃時の位置取りが良い。
戦術
一人目のキーマンで、空中戦に強くオフザボールが高いバラークはセントラルミッドフィルダーで一番攻撃的なメッツァーラの攻撃に設定をして積極的にエリア内に侵入をさせるようにした。そのバランスをとって右に位置する右ウイングは彼にパスを出すようにインバーテッドウイングのサポートにしてカンチェリエリに任せる。左に位置する左のミッドフィルダーも同じくバラークにパスを出すのと、バラークがメッツァーラで自由に動くので、守備的にバランスを取る必要があるため、ポジションを比較的キープするセントラルミッドフィルダーのサポートにして、タメズに任せる。
左のミッドフィルダーがサポートかつあまり動かない役割なのでその隣の左ウイングは攻撃的にして、インサイドFWの攻撃でカプラーリに任せる。
フォワードは中盤のメッツァーラとインサイドFWをサポートするようにフォルス9にしてカリニッチに任せる。相手のディフェンダーを釣って、メッツァーラとインサイドFWが入るスペースを作って欲しい。今作は空中戦からの得点が多い気がするのでカリニッチの起用とした。
もう一人のキーマンのヴェローゾはレジスタに設定をして、常にパスを受ける選択肢となって試合を作る役割を任せる。
センターバックは目の前にレジスタがいるので、彼にシンプルにパスを出してほしいので普通のセンターバックにした。センターバックは同じレベルの選手が6人いて悩みどころだが、各々大きな欠点や長所もなく使いづらい選手もいないので、序列通りにダヴィドヴィチとギュンターを起用することにした。
サイドバックは両サイドともに前に攻撃的な選手がいるのでバランスをとってサポートに。右はファラオーニ、左はフラボッタを起用する。
キーパーは1番手のモンティポを使う。
結果
リーグ戦は6位で来季のヨーロッパリーグの出場権を獲得した。目標が残留争いに勇敢に立ち向かうなので、かなり良い成績だったと思う。一方でカップ戦は強豪のナポリと早い段階であたったのと、ローテーションをしたのもあって、早めの敗北となった。
リーグ戦の詳細を見ると、33と失点が少ないが、得点も48と少なかった。得点も失点も1つ下のナポリに負けているが、勝負強さで順位では上になったか。
個人の成績を見るとバラークがチーム内得点王で狙い通りな感じもするが、9得点と2桁にいかなかった。シュート数を見てもフォワードより多くまさかの1位で、シュートの内訳を見ないと断言はできないが、足からのシュートも多かった気がするので、テクニック、ロングシュート、決定力といった能力が高いシュートの上手い選手をここにおいても面白かったかもしれない。
課題
戦術面を見るとスカッドの強さを大きく超える成績をおさめられたので課題はない気もするが、もう少し得点能力が欲しかったか。
選手層ではウイングの選手が質と量でともに改善が必要か。
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