今回のプレイガイドはJ1のガンバ大阪です。
J1とアジアチャンピオンズリーグでの優勝経験がある名門で、クラブワールドカップで3位になった経験もあります。
他のクラブのプレイガイドもこちらでまとめてあるので、よろしければご覧ください。
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戦力
ウェリントン・シウバや宇佐美とドリブルが非常に得意なウイングが2人もいるので、そこをいかした戦術を組みたいところか。
キーパー
代表経験のある東口がいて心強いポジション。
東口 順昭
ハンドリング、空中リーチ、反応とキーパーに特に大事な能力が高く、一部欠点があるもののだいたいの能力が悪くない。
一森 純
ハンドリングが高く、反応も良い。集中力が高くてミスが少なく、判断力も高いのでプレイ判断が良い。
センターバック
日本代表経験のある選手が2人いて、韓国代表もいる層の厚いポジション。代表経験のない菅沼も優秀。
昌子 源
フランスのトゥールーズから帰国をした日本代表センターバック。守備に関するスキルとメンタルは全般的にハイレベルで、さすが日本代表という感じ。
金 英権
メンタルが素晴らしく、判断力と予測力が高くてプレイ判断が良く、冷静さと集中力があってプレイが安定している。
三浦 弦太
こちらも日本代表経験のあるセンターバック。ジャンプ到達点がそこそこあり空中戦がそこそこ強くて、集中力があるのでプレイが安定している。欠点はなくはないが少ない。
菅沼 駿哉
代表経験はないものの、三浦と近いレベルで優秀な選手。
右サイドバック
右サイドバックをできる選手が1人しかおらず、層が薄いのが心配。
高尾 瑠
181cmとサイドバックにしては身長が高く、ジャンプ到達点も13としっかりあるので、逆サイドからファーにクロスが上がった時の守備も安心してまかせられる。
左サイドバック
元日本代表の藤春がいて、悪くないポジション。
藤春 廣輝
元日本代表のベテランサイドバック。大きな欠点が無く使いやすい選手。
黒川 圭介
勝利意欲が20と最高評価で、試合の最後まで力を抜かずに頑張り続ける。
セントラルミッドフィルダー
井手口と朱と欠点が無く使いやすい優秀な選手がいて、戦術の核になることは無いが、何か大きな問題を起こすことは少ないので、安心して中盤を任せることが出来る。
井手口 陽介
スペイン、ドイツを渡り合いてガンバ大阪に戻ってきた日本代表経験もあるミッドフィルダー。チームワークが高く献身的で、欠点が無くて何でもそこそこできる。
朱 世鐘
勝利意欲が高く試合の最後まで全力を尽くす。欠点が無くてなんでもそこそここなすことが出来て、井手口と似た感じはする。
山本 悠樹
予測力が高くて周りの選手の動きを読むのが得意。
奥野 耕平
セントラルミッドフィルダーとしては珍しく、スピードと加速力が高い足の速い選手。
右ウイング
まずシウバはJ1でもトップレベルで優秀な選手で、倉田も他のチームならレギュラークラスの優秀な選手で、層の厚いポジション。
ウェリントン・シウバ
テクニック、ドリブル、ひらめき、加速力、敏捷性が優れている非常に優秀なドリブラー。他の能力も悪くないかなり良い選手。
倉田 秋
ドリブルとひらめきが高いファンタジスタ。両ウイングと右のサイドミッドフィルダーがメインだが、フォワードとトップ下と左サイドミッドフィルダーもできるポリバレントな選手。
左ウイング
宇佐美、チアゴ・アウベス、小野と優秀な選手がそろっており層が厚い。なので、誰かを出場させられなかったときに怒ってしまわないかが心配。
宇佐美 貴史
バイエルンに所属経験がある元日本代表選手。テクニック、ドリブル、ひらめき、加速力、敏捷性が高くて非常にドリブルが上手い選手。
チアゴ・アウベス
スピードと加速力が高くて足の速い選手。テクニックが高くて、ドリブル、パス、ファーストタッチと攻撃系のスキルがそこそこある。
小野 裕二
ジャンプ到達点が高く、スピード、加速力、敏捷性などがそこそこあって機動力があったりと、フィジカルが優れている。
トップ下
他のポジションのように派手な選手がいるわけではないが矢島も小野瀬も悪くない選手。
矢島 慎也
判断力が非常に高く、プレイの判断を誤らない。
小野瀬 康介
2列目ならどこでも出来て、両サイドのミッドフィルダーもできるポリバレントな選手。大きな欠点も少なく使いやすいタイプ。
フォワード
ペレイラやパトリックと空中戦に強い外国人フォワードが2人もいる。
レアンドロ・ペレイラ
ジャンプ到達点が高くて空中戦に強く、ヘディングも高いので、空中戦での得点に期待が出来る。決定力が高くてシュートが上手かったり、オフザボールがあるので攻撃時の位置取りが良かったりする。
パトリック
ジャンプ到達点、バランス、強靭さが高いので、空中戦やフィジカルコンタクトが強い。また、ヘディングもあるので、空中戦からの得点も期待が出来る。日本への帰化を目指して頑張っているらしい。
一美 和成
予測力が高く、敵味方問わず周りの選手の動きを読むのが得意。
唐山 翔自
ひらめきが高いファンタジスタだが、判断力もあるのでプレイ判断は悪くない。
戦術
戦力の個所でも言及をしたウェリントン・シウバや宇佐美とドリブルが得意な選手がいるので、それをいかした戦術にしたいと思う。以前にウルヴァーハンプトンで使った戦術を参考に、外側を攻めるウイングと、カットインをして攻めるインバーテッドウイングを使って、相手がどのように守ってきてもある程度攻めれるようなつくりにする。右にウイングのサポートでシウバ、左にインバーテッドウィングのサポートで宇佐美を起用する。
フォワードはペレイラを起用する。一番能力が高く、欠点も一番少ないので彼を選択した。
トップ下は矢島を起用。フィジカルが優れているので、ウイングがサイドからクロスを上げた時のエリア内の勝負に期待。欠点が無く何でもできる、井手口と朱を起用するが、比較をしてオフザボールが優れている朱をサポート、井手口を守備に設定をする。
守備は出来ることならディフェンスラインを上げておいた方が安定するので上げておきたいのだが、高いディフェンスラインに必要な集中力、予測力、スピードが悪くない昌子と金がいるので2人を起用して、ディフェンスラインを高くする。
ウイングが両サイドともサポートなので、攻撃面を補助するために、サイドバックは両サイドとも攻撃的にする。右は高尾しかいないので高尾を起用して、左は1番手の藤春が比較的欠点が無いので起用。
キーパーは1番手の東口が普通に優秀なのでそのまま起用をする。
両サイドのウイングのドリブルがメインでビルドアップを行いたいので、無理に攻撃的なパスはあまり狙って欲しくないので、ショートパスを多めに設定をした。
結果
リーグ戦、アジアチャンピオンズリーグ、天皇杯の三冠を達成した。ウルトラカップ(おそらくスーパーカップのこと)も勝利をして、リーグカップはベスト8、クラブワールドカップは4位だった。
リーグ戦の詳細を見ると得点は90と多く、失点は28と少ない圧倒的な成績だった。残念ながらホームでアントラーズに負けてしまったが、それ以外は負けておらず、あともう少しで無敗優勝だった。余裕で優勝できるレベルの成績だったとは思うのだが横浜Fマリノスもかなり頑張って勝ち点91だったので、意外とギリギリの優勝だった。3位の川崎フロンターレの勝ち点87でも普通に優勝をしてもおかしくないレベルだと思う。
クラブワールドカップは初戦でJリーグ代表の川崎フロンターレに勝ったものの、準決勝のユベントスにはもちろん勝つことが出来ず、3位決定戦のリーベルにも敗れてた。
個人の成績を見るとチームで90ゴールをあげただけあって、個人でもなかなかのゴール数で、前線のスタメンの4選手が全員2桁ゴールをあげている。シンプルなプレイしかしない予定だったセントラルミッドフィルダーも13アシストと12アシストをしており、サポートの朱は8ゴールもあげている。トップ下の矢島は身体能力に期待をしての起用だったが、特に身体能力をいかしたわけではないが10ゴールも上げてくれた。
課題
課題というわけではないが、今回の戦術を振り返って、無難にビルドアップできるウイングのドリブルと、無難にビルドアップの仕事をしてくれるセントラルミッドフィルダーの両方を組み合わせるとかなり成績が安定したような気がする。ウイングによるサイドのドリブルではなく、中央をドリブルしようとしたりして中央でボールロストをしたときや、パスをメインでビルドアップをしようとすると攻めたパスをミスったりインターセプトされたときに、良い感じにカウンターを受けて失点してしまうことが多々ある気がして、それが無いとかなり守備が安定する気がする。また、中盤のボールウィニングMFも無理をせずに無難なパスを出してくれるので、同様にカウンターを食らわずに良かった気がする。
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