リベロの使い方（翻訳記事）

今回の記事は、@DictateTheGameのデビュー作で、リベロに焦点を当てています。ディフェンスの役割は、サッカーの主流の分析ではあまり語られることはありませんが、その基本は現代の試合に非常に深く浸透しています。

リベロ

「ディフェンスラインの後方に位置し、相手のスルーパスを処理したり、余ったアタッカーに対応をしたり、タックル、ブロック、インターセプトでゴールを守ることを目的とします」

「一方で味方がボールをもったときは前に出て中盤のサポートも行います」

革命的なカテナチオ・システムでこの役割を初めて世界に紹介したのはグランデ・インテルだった。イバノ・ブラゾンは最初の有名なリベロで、「バティトーレ・リベロ」（「フリー・ヒッター」）と呼ばれた。彼は、想像されるようなエレガントなリベロではなかったが、ディフェンダーに対する新しい考え方であった。今日、ポゼッションと後方からのプレーが重要視されている中で、クラブはボールを奪い、ゲームを読む能力に加えて、技術的な質を求めている。

FM19でのリベロの活用方法

リベロが能力を最大限に発揮するためには、彼を中心にフォーメーションを組む必要があります。そこで、この役割を担う特別な選手がいることがわかったら、いくつかの点に留意する必要があります。

リベロは基本的に、ディープライイングPMで、ディフェンスラインの中央でプレーしながら、中盤への侵入を行います。したがって、リベロを効果的に使うには、ディフェンスラインを高くして、リベロが中盤にできるだけ近づけるようにすることが必要です。同時に、中盤をより深く落として、ディフェンダーの攻撃を容易にすることもできます。

リベロが効果的に機能するには、他のと同様にスペースが必要です。ですから、中盤の守備的なポジションには選手を配置しないことをお勧めします。なぜなら、これらの選手は攻撃的なリベロの邪魔になるからです。

中盤に入ると、リベロはレジスタと同じような役割を果たす。リベロはロングパスで相手ディフェンスを切り裂き、攻撃時には自ら走り込んで遠距離からロングシュートを放つこともあります。もしあなたが、オフザボールが良くて、ロングシュートが打てる優れたドリブラーを持っているなら、彼にもっと積極的にプレイさせて、ゴールを狙う脅威を与えてみてはどうでしょうか？

タスク

リベロのタスクを考慮した上で、誰を前に配置するかを選択してください。サポート役のリベロには、危険なスコアリングポジションに入ることができる、攻撃的なランナーが必要です。そのため、メッツァーラやボックストゥボックスMF、あるいは攻撃的な任務を担うシンプルなセントラルMFのような役割が有効です。

リベロを攻撃に設定する場合、彼はランナーとなります。彼の前にいるミッドフィルダーは、ボールを保持したり、ワンツーをしたりして彼をサポートする能力が必要になります。同時に、セントラルミッドフィルダーや攻撃的ミッドフィルダーの層で、リベロのすぐ前にプレイメイカーの役割を置くことは避けたいものです。リベロはフォーメーションの中心となるべき存在です。

能力とプレイ特性

試合をよく読み、ディフェンシブサードでタックルやインターセプトができ、長距離パスや中盤にボールを運ぶ技術的能力と冷静さを兼ね備えた人材が必要です。

このタイプのテクニカルなセンターバックの良い例として、フレンキー・デ・ヨングが挙げられます。

冷静さ、パス、視野の広さに加え、ポジショニング、判断力、予測力が優れているため、リベロの役割を果たすのに最適な選手です。注目すべきプレイ特性は、「ピンチの時もボールをつなごうとする」「ディフェンスからドリブルで持ち上がる」「ロングパスを狙う」などです。

この記事では、リベロの役割を果たすための選手の良い例と、この役割を活用するためのシンプルな戦術システムを紹介しました。FM19でのこの役割の醍醐味は、自然な役割ではないため、実験し、発見し、自分の素晴らしいリベロを開発することです。残りの半分は、自分の役割の可能性を最大限に引き出すために、戦術をいじくりまわすことにあり、ディフェンダーを中心にシステムを構築することは滅多にありません。