今作でも、過去に良い時代があったものの、最近の成績は芳しくないクラブを再建するシリーズをやってみたいと思い、今回はマラガでプレイをしてみることにしました。
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スペインのサッカークラブ、マラガCFが3部に降格することが決まったようです。
カソルラやファンニステルローイもいたマラガ、ついに3部降格…選手とクラブが謝罪
— サッカーニュースQoly(コリー) (@Qoly_Live)
ここ最近はサッカーニュースでほとんど名前を聞くことがない気がするマラガ。
しかし2010年にはカタールの王族のアル・タニがオーナーになって、監督にはペジェグリーニが就任をして、補強ではマルティン・デミチェリス、ジュリオ・バチスタ、イスコ、ルート・ファン・ニステルローイ、ヨリス・マタイセン、ジェレミー・トゥララン、サンティ・カソルラ、ホアキン・サンチェス、ハビエル・サビオラと名だたる選手たちを獲得していたことがあった。
その時は、おそらく多くの人がマラガが今のPSGやマンチェスター・シティのようになると思っていたと思う。そして実際に2011/12シーズンにはラ・リーガで4位になって、次のシーズンにはCLに出場をしてベスト8になっている。
しかしアル・タニがオーナーになってから2年後に急にやる気を無くしてしまい、そこからは今まで獲得をした有名選手は高給なので放出をされたり、経営も適当になり2017-2018シーズンには最下位となり2部へ降格となった。
やる気がないにも関わらずオーナーの座には居続けたが、2020年にはクラブの資産を私的に流用をした疑いで、裁判所により半年間の職務停止処分を受けて、現在はオーナーではないらしい。一説によると、クラブ経営のやる気をなくした理由は、マラガCFの買収とともに、リゾート地であるマラガの開発を考えていたらしいのだが、それが自治体との交渉が上手く行かなかったり、法律的な問題で頓挫をしてしまったかららしい。
ちなみにこのアル・タニなのだが、現在はマンチェスター・ユナイテッドのオーナーに興味を示しているという噂があるので、マンチェスター・ユナイテッドのファンの方は少し覚悟をしておいたほうが良いかもしれない。
マンU買収に新展開、アル・タニ氏が条件改善。ラトクリフ卿とグレイザー一家の判断は?
— キッカー日本語版🇩🇪 (@kicker_jp)
そんなこんなで、一瞬ではあるが輝かしい時代があったマラガを、自分の手でFM23上では立て直して見たいと思ったので、マラガでプレイをしてみることにした。
とりあえずシーズンプレビューを見てみると12位の予想。現実では降格となったがプレビューを見る限りでは回避ができそうな戦力を持っていそうなことが分かる。しかし、最高純移籍支出クラブを見ると、今シーズンは17人の選手を獲得しているようで、チームのまとまりが気になるところ。
チームのまとまりを見るとやはり低めの値になっているようで、シーズン序盤は連携面で苦戦をしそう。前半戦で勝てず士気が下がってそのままチームが崩壊して、最終的にもかなり低い順位になってしまうことも考えられる。
チームの総年俸を見るとリーグで7位と割と良い水準で、上手くやれれば昇格争いにからむことが出来そうにも見える。
スタジアムのサイズを見ると3万人収容が出来るようで、流石元1部のクラブという感じで、キャパシティの問題や建て替えで困ることは無さそう。
財政的に問題があるとの話を聞いたことがあるので借金を確認したのだが、3年間で4.6億円を返す程度の借金しかなく、そこまでヤバくはなさそうだ。
主力の選手を見ていくと以下の通り。
41歳の超ベテランFW。オフザボールが非常に高くて攻撃時の位置取りが良く、決定力が高くてシュートが上手かったりとFWに欲しい能力が揃っているので。その上で集中的と冷静さが高くてミスが少なく、判断力と予測力が高くてプレイ判断が良かったりと流石ベテランという感じ。一方でベテランなので身体能力に関係する能力は微妙で、さらにここから大きく劣化をすると思うので、そこがネックになってあまり活躍を出来ないかもしれない。
コートジボワール代表経験がある選手で、前線をどこでも出来る。スピードが高くて足の速さが武器な感じの選手だが、もう31歳なので衰えでその長所が無くなってしまいそう。
37歳のベテランGK。名前がレイナなので優秀そうな感じがするが、実際に2部レベルだと割と優秀な選手。年齢は高めだがキーパーなのであと数年は頑張れるか。
ジャンプ到達点が高くて空中戦に強いミッドフィルダー。フェライニのようにエリア内に突っ込ませてヘディングによる得点に期待をしたい。この選手も31歳とベテランなので、あと何年活躍をできるか分からない。
昔の作品でフリーで獲得を出来てそこそこ強かったのでお世話になったことがある気がする選手。視野がそこそこ高かったりするので、試合を作ったりアシストに期待ができそう。ひらめきも高いので、相手に意表を突いたプレイもできるだろう。26歳なのであと数年は活躍ができそうだし、1部に昇格をして補強をしても控えとしてはいてくれたら嬉しいレベルだと思う。
戦術はとりあえず以下の通りでやってみる。
空中戦に強いMFのヌジャイと、オフザボールが高くて相手DFとの駆け引きが上手いFWのルベン・カストロを活かすことを狙っている。フォーメーションは4-3-3で、ヌジャイはセントラルMFの攻撃タスク、カストロはアドバンストFWで共に積極的に前に出るようにしている。
ラゴ・ジュニオールは足の速さを活かせるように、利き足側の右サイドでウイングのサポートタスクを任せる。ボールを受けてからドリブルで相手を抜き去ってチャンスを作ることを期待する。
そして良いパスが出せるフェバスをセントラルMFのサポートでヌジャイの相方にする。
他のスタメンで使おうと思っている選手は以下の通り。
左のサイドでインサイドFWの攻撃として起用をしている選手。テクニックとひらめきが高くてボールを持ったときのプレイの幅が広く、バランスが高くて当たり負けをせず、敏捷性が高くて小回りがきく感じで、なにかメインとなる長所に加えてあると嬉しいサブ的な長所が多い。プレイ時点ではちゃんと確認できていなかったが、視野が結構高いので、ボールを受ける役割にしたら面白かったかもしれない。
守備的MFで起用をする。長所はないものの、2部レベルだと全般的にそこそこで悪くない能力をしている。その上様々なポジションができるので使い勝手が良い。
サイドバックにしてはドリブルがちょっと上手いのでビルドアップとかで活躍が見れるかも。他の能力も悪くないし、戦術的に右サイドバックには多くを求めないのでおそらく補強の優先度も低く、しばらくお世話になるかもしれない。
フィジカル面が微妙なセンターバック。足が速かったり空中戦に強いFWを相手にするとつらそう。出来れば早めに強化をしたいポジション。
同じくこのセンターバックも身体能力が微妙。しかし右サイドバックもこなせたりするので、控えにいると助かるタイプ。29歳と若くはないがディフェンダーは衰えがゆっくりだし、意外と長い付き合いになるかも。
この選手もサイドバックにしてはドリブルが上手いので、同じくビルドアップ面では少し活躍が期待できそう。前のウイングがインサイドFWの攻撃タスクで中央寄りに位置取るので、空いたサイドを上手く使えるようにウイングバックのサポートタスクで起用をする。この役割だとドリブルを多く試みるので長所を活かせそう。
チーム全体の戦力は以下の通り。
控えの選手まで割と豊富だったりして、多少の怪我人や出場停止が出ても割となんとかなりそう。
現在の戦力は以上。一方で補強の方なのだが、予算もあまりないし、既に選手を多く獲得していてチームのまとまりも良くないので、今季はこれ以上選手は獲得しない。
そんなこんなで挑んだシーズンの結果は以下の通り。
6位で昇格プレイオフに進出をしたのだが、敗退をしてしまい昇格は出来なかった。
この通り決勝まで進出をしたのだがエイバルに負けてしまった。
そしてカップ戦はくじ運が良くて上手く勝ち上がり、バルセロナと対戦をするところまで行って、もちろんそこで敗れた。どう見ても勝てないし、リーグ戦では昇格争いに絡んでいたのでそちらに集中をするためにローテをしたら0-8というボコボコな結果になった。
そのバルセロナとのカップ戦の収入がおそらく何故か2月に計上をされているっぽくて2月は収入が多いのと、6月もおそらく昇格プレイオフのおかげか収入が凄いことになっている。
個人の成績を見ると以下の通り。
フォワードのカストロがPKを除くと20ゴールのそこそこの活躍で、中盤のヌジャイは11ゴールと期待通りの活躍をしてくれた。アシストを見ると中盤のフェバスが12アシスト、ウイングのジュニオールも13アシストの活躍をしてくれたが、こっちは終盤に少し足の速さが衰えた影響かあまり活躍ができず、途中からはアッピアーを起用した。
うちのクラブは主力にベテランが多かったが1シーズンが終わって能力の衰えは以下の通り。
カストロは来シーズンは厳しそうな感じで、ジュニオールもスタメンでは前述の通り足が少し遅くなった途端にあまり活躍をしなくなったのでスタメンでは使いづらい感じ。レイナは衰えて入るもののGKに必要な能力はまだ悪くはないし、一気に多くのポジションを入れ替えることは出来ないのもあって、来季も正GKとしての起用になるか。
とか思っていたらレイナが引退宣言をし始めた。
とりあえずヤバいので引き止めてみたが。
残念ながら駄目でした。
なので来季は新しいGKを見つけなければならない…
そして今季の収支を見るとなんと赤字である。
冒頭で多くの選手を獲得しているという話をしたが、収支で見るとプラスではあるので、赤字はそこのせいではない。
どれくらい赤字なのか見てみると、今季はなんと3億円もの赤字だったようだ。スペインのリーグは収入が厳しい気がして、このまま調子に乗って経営をしているとおそらくどんどん財政が悪化をしてジリ貧になってしまう気がする。
ゲーム開始時点でやっておけばよかったのだが、チームの選手たちの給与を確認してみると、控えの選手にクラブトップ3で年俸が9720万円、8280万円、8230万円の選手がいた… ここらへんを上手く放出すればそれだけで2.5億円が浮くし、他にも4番目に年俸が多いジュニオールも来季は控えで残しておくつもりだったがそこも可能な限り放出をして、5番目のレンタルで加入をしていたヴィッラルバはもちろん来季は居ないし、6番手のカストロも放出をする予定なので、これらの選手を放出しつつ上手くコスパが良い選手を獲得して、とりあえず来季はクラブを財政的に健全にする土台作りをしようかと思う。すぐに1部に昇格は出来ないかもしれないが、これが一番手堅い選択な気がする。
というわけで来シーズンはお金のやりくりの話がメインになりそうな気もするが、それはそれで規模が小さいクラブでプレイをする醍醐味だったりして、これはこれで実は結構楽しかったりする(上手く行けば)。
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