川崎フロンターレにゴミスの他にも元フランス代表選手を追加してみた(Football Manager 2023)

先日、元フランス代表のバフェティンビ・ゴミス選手がJリーグの川崎フロンターレに加入をするニュースが話題になったと思う。そのゴミス選手がJリーグに来たらどれくらい活躍をするかをサッカー監督ゲームFootball Manager 2023で検証してみたいと思うのだが、折角なので、今季フリーになった元フランス代表選手を他にも川崎フロンターレに加入させてやっていきたいと思う。

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以下がFM23でのゴミス。彼を知らない人のために軽く彼の経歴を紹介しておくと、フランス代表として12試合3ゴールの成績を残しているフォワード。クラブではフランスのリーグ1やイングランドのプレミアリーグでのプレイ経験がある。直近ではトルコの名門ガラタサライでプレイをしていた。ゲーム上の能力を見ると、ベテランらしい知的さを持っていて、シュートも上手く、フィジカルも強いが、足の速さやスタミナなどの走る能力が衰えている。

他に川崎フロンターレに加入をさせた元フランス代表選手は以下の通り。

まずはディミトリ・パイェ。フランス代表としては38試合8ゴールと言う実績。主に2列目でプレイをする選手で、足元のテクニックが優れている。イングランドのウェストハムでプレイをしたこともあったが、基本的にはマルセイユを中心にフランスでプレイをしていた。一説によると、イングランドに移籍をしたときにホームシックになってフランスに戻ったとか。現実では2022/23シーズン限りでマルセイユを退団してフリーとなっている。

続いてハテム・ベン・アルファ。主に右ウイングやトップ下でプレイをする選手で、フランス代表では15試合2ゴールという成績。パリ・サンジェルマン、ニューカッスル、マルセイユなどでプレイをした。この選手も足元が優れているタイプだが、チームワークなどの能力が低く設定をされていて、自分でボールを持ちすぎるタイプ。2022年にリーグ1のリールを退団してからフリーになっている。

続いてヴァルブエナ。フランス代表として52試合も出場をして8ゴールをしているが、ちょっと色々あって代表を引退することになった。代表の引退理由について知らない人はWikipediaにも書いてあるので読んでみよう。この選手も2列目でプレイをする足元があるタイプ。現実では2023年にギリシャの名門オリンピアコスを退団して、フリーでキプロスのアポロン・リマソールに加入をしている。

そしてモルガン・シュネデルラン。フランス代表として15試合出場をしている守備と運動量が武器のミッドフィルダー。サウサンプトン、マンチェスター・ユナイテッド、エヴァートンとイングランドで長くプレイをした。現実では2023/8/1にニースからトルコのコンヤスポルへフリーで移籍をしたが、10日後に家庭の事情で契約解除をしてフリーとなっている。

そしておまけで2021年にすでに引退をしているミッドフィルダーのヨアン・キャバイェを無理やり現役復帰させて川崎フロンターレに加入をさせた。能力は引退したシーズンのものを設定している。フランス代表としては48試合に出場をしていて、リール、ニューカッスル、パリ・サンジェルマン、クリスタル・パレスなどでプレイをした。彼は祖母がベトナム人で、彼もベトナム国籍を持っているらしい。ベトナムはJリーグの提携国で、外国人枠としてカウントをせずに選手登録が出来るので、彼を復活させてみた。

というわけで、そんな元フランス代表のメンバーを大量加入させた川崎フロンターレのスタメンは以下のような感じになり、中盤より前が全員フランス人という感じになっている。前側のメンバーだけ見たら、10年くらい前にフェロー諸島あたりを相手に戦うときとかのフランス代表メンバーという感じ。これで、1シーズン回してみて、どのような結果になるか見ていきたいと思う。

そして結果は以下の通り。なんと17位という散々な結果になってしまった。走れないおっさんを前に並べすぎてしまったせいか、フランス語を話す前の選手と日本人のディフェンスで連携が取れなかったのか。

期待値の成績を見ると、そもそも得点期待値はあまり高くないのだが上振れをしていて、前線の選手たちのシュートなどのスキルの上手さは見て取れる。

個人の成績は以下の通りで、チームの成績がぱっとしないので、個人の成績も微妙なものになっている。

というわけで今度は以下の通り、川島永嗣、植田直通、昌子源、酒井宏樹、長友佑都とフランスでプレイをしたことがある日本人選手たちを川崎フロンターレに追加をしてみた。これでコミュニケーションの問題は無くなると思うので、良い成績が期待できるのではないか。

そして監督には2002年日韓ワールドカップで日本代表を指揮したフランス人のフィリップ・トルシエを招聘してみた。これでスタメン組も監督もフランス語で会話ができて、おそらくチーム内のコミュニケーションはバッチリになるだろう。フランス代表は毎回ワールドカップで内輪揉めをしているイメージもあるが。

そんな感じで、監督、キャプテン、副キャプテンがフランス人で、日本のクラブとしてはかなり違和感があって、フランスのクラブのような雰囲気になっている。

そんなトルシエ監督が率いる川崎フロンターレが使うフォーメーションは以下の通りの3バックのもので、未だにトルシエ監督は3バックが好きなようだ。そんなわけで、せっかく追加した元フランス代表選手や、フランスでのプレイ経験がある日本人選手を全員スタメンとして使うのは難しそうな感じになってしまい、何か微妙な感じ。

そして1シーズンを回してみたリーグ戦の結果は以下の通りの10位で、前のものよりは向上をしているが、ぱっとしない成績になった。とは言えども成績は向上はしているので、コミュニケーションはもしかしたら本当に大事だったのかもしれないし、トルシエ監督の手腕のおかげだったかもしれない。

個人の成績は以下の通りで、チームの成績がぱっとしないので、相変わらず個人の成績もパットしない。PKも多いのだがパイェは12ゴールでそこそこの活躍をしている。ベン・アルファは出場機会が少なめで、フォーメーションの問題か、それともトルシエ監督と合わなかったのか。長友の出場機会の少なさはおそらく怪我が多かったため。

以下の通り、長友は41%もの離脱率だった。そして大島や昌子なども離脱率が高くて、シーズンを通してディフェンダーのやりくりが大変だったように見える。

そして、トルシエ監督はシーズン途中の8月で解任をされてしまっていた。その後は少しの間だけ寺田周平が監督代行をして、フィッカデンティが正式な後任監督として就任をしていたようだ。

というわけで、トルシエは使うフォーメーションが微妙だったので、今度は代わりにハリルホジッチを監督にしてみた。彼は選手と監督としてフランスで長い経験があり、フランス語が堪能なので、コミュニケーションには問題が無いだろう。言語的には。

そして、ハリルホジッチ監督の選手起用を見てみたら、以下の通りの4-2-3-1のフォーメーションを使っていて、記事的に使ってほしい選手を上手く全員使ってくれていた。

そしてリーグ戦の結果は以下の通りの4位で、現実のフロンターレの順位(記事を書いている時点では8位)より良い成績になった。とは言えども所属をしている選手の知名度を考えると少し物足りなさを感じるが。

個人の成績を見ると、今回は基本的に無理やり加入をさせた選手たちがしっかりと出場機会を得られている感じ。しかし、酒井宏樹のところだけは山根とのスタメン争いが激しかったようだ。そして、フォワードと2列目の選手の全員がゴールとアシストの合計が2桁となっていて、それなりに活躍ができている感じがする。

悪くない成績だったと思ったのだが、理事会の要求レベルはもっと高かったのか、それともいつものようにハリルホジッチが理事会と喧嘩をしてしまったのか、ハリルホジッチは10月で解任をされてしまっていた。そしてその後の監督代行にはなんと宮本恒靖が就任をしていて、さらにその後の正式な監督には森保一が就任をするという、なかなかヤバい人事になっていた。森保監督は2023年のアジアカップでベスト4という結果だったので、それが原因で解任をされてしまったようだ。まぁ日本代表監督はワールドカップのアジア最終予選で首位でワールドカップ出場を決めても解任をされてしまうので、アジアカップでこのような成績になってしまったら解任をされて当然だろう。

森保監督の後任はオランダ人のアドヴォカートとなっていた。

アドヴォカートは以下の通り、クラブでも代表でも様々なチームを率いてきて、経験が豊富なようにみえるのだが、年齢が既に76歳と高齢で、次回の2026年のワールドカップは大丈夫なのかと心配になる。

というわけで以上。川崎フロンターレにゴミスに加えて、パイェ、ベン・アルファ、ヴァルブエナ、シュナイデルラン、キャバイェ、川島永嗣、植田直通、昌子源、酒井宏樹、長友佑都を加入させて、ハリルホジッチに率いさせると、J1で4位にはなれるようだ。