今回はトッテナムのプレイガイドです。
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目次
戦力
全般的に良い選手がそろっているが、それぞれのポジションの選手の人数を考えると、戦術は3-4-3しかない。ゲーム的な話になってしまうが、今作のマッチエンジンが3-4-3と相性が悪かったらつらいところ。
ゴールキーパー
ロリスもフレイザー・フォースターもプレミアリーグで正GKをやるには充分な能力がある。基本的にはロリスのほうが優秀だが、空中戦はフォースターが強い。
ウーゴ・ロリス
1対1、ハンドリング、反応とシュートストップ系の能力が高く、ポジショニングと予測力が高くて位置取りが良く、集中力が高くてミスが少ない。一方で空中リーチは低めで空中戦は強くなく、パス、ファーストタッチ、視野、冷静さが微妙なのでボールを持つのは得意ではない。
フレイザー・フォースター
空中リーチが非常に高くて空中戦がかなり強いキーパーで、1対1や反応も良い。ポジショニングが良かったり、集中力が高くてミスが少なかったり、判断力が高くてプレイ判断も良かったりする。一方でロリスと同じくパス、ファーストタッチ、視野が微妙でボールをさばくのは得意ではなく、スピードと加速力がとても低くて足が遅いのでカバーできるエリアが狭い。
センターバック
6人もセンターバックがいて、各々がそこそこ優秀なので、フォーメーションは3バックが良いかもしれない。
エリック・ダイアー
両方の足が使えるセンターバックで、視野とパスがディフェンダーにしては優れていて足元はある。強靭さが高くてフィジカルコンタクトには強い。タックルやマーキングといった守備関係の能力が高く、予測力もあって試合の状況を読むのも得意。
クリスティアン・ロメロ
強靭さが高くてフィジカルコンタクトには強い。タックルやマーキングといった守備関係の能力が高く、予測力もあって試合の状況を読むのも得意だったりと、守備面ではダイアーに似た感じ。
クレマン・ラングレ
ジャンプ到達点が高くて空中戦に強く、ヘディングの能力も高いので、セットプレイでのターゲットとして期待が出来る。タックル、マーキング、ポジショニングと守備系の能力が全般的に高く、予測力が高くて試合の状況を読むのも得意な優秀なディフェンダー。パスと視野がディフェンダーにしては高くてビルドアップでもそこそこ活躍が出来そう。
ベン・デイヴィス
センターバックと左サイドバックをメインに左のウイングバックもできる選手。パスや視野を中心にボールを持った時の攻撃系の能力がセンターバックにしてはそこそこあるので、3バックの横のセンターバックで使って、積極的にビルドアップや攻撃に参加をさせると面白いかもしれない。一方でジャンプ到達点はサイドバックにしては良いが、センターバックとしては少し物足りない。タックルやポジショニングといった守備系の能力にも長所があり、予測力が高くて試合の状況を読むのも得意。
ダビンソン・サンチェス
スピードと加速力が高くて足が速く、強靭さが高くてフィジカルコンタクトが強かったりと身体能力が高い選手。タックルの能力が高くてボールを奪うのが得意。
ジャフェット・タンガンガ
センターバックと右サイドバックが出来る選手。ジャンプ到達点や強靭さが高くて、空中戦やフィジカルコンタクトに強い。
右ウイングバック
ドハーティもロイヤルも良い選手で層が厚いが、少しドハーティのほうが優秀か。ドハーティは30歳で、ロイヤルは23歳と年齢のバランスも良い。
マット・ドハーティ
オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良く、ドリブルも上手く、サイドバックにしては決定力も高くてシュートが上手かったりと、攻撃が得意なサイドバック。他の能力は全般的にそこそこ良く、欠点がない。
エメルソン・ロイヤル
スピードと加速力が高くて足が速く、スタミナと運動量が高くて試合を通して走り回る選手。他の能力は全般的にそこそこで、決定力はサイドバックにしては優れていてシュートが上手い。
左ウイングバック
左のウイングバックも、ペリシッチとセセニョンがともに優秀で、年齢がそれぞれ33歳と22歳でベテランと若手で年齢のバランスも良い。
イヴァン・ペリシッチ
左のウイングバックをメインに、左のサイドMFとウイングができる両足が使える選手。スピードと加速力が高くて足が速く、オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良く、決定力が高くてシュートが上手かったりと攻撃面で長所が多いが、その他も悪くはない。他には予測力が高くて試合の状況を読むのが得意だったり、サイドの選手にしてはジャンプ到達点が高くて空中戦が強く、ヘディングの精度もあるので、使い方次第では面白いかもしれない。
ライアン・セセニョン
左サイドならどこでもできる選手。スピードと加速力が高くて足が速く、スタミナもあるので、走る関係のフィジカル能力が優れている。フィジカルだけではなく、オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良く、運動量も豊富。
ミッドフィルダー
献身的で運動量が豊富で、守備も得意な選手が多く、中盤でプレイができる選手が4人しかいないのも含めて、3-4-3や4-4-2などの2人で中盤を守るようなフォーメーションが向いていそうな選手層をしている。
イヴ・ビスマ
チームワーク、運動量、スタミナが高くて献身的に走り回る選手で、予測力が高て試合の状況を読むのも得意。タックルやポジショニングといった守備系の能力が高いが、パスとファーストタッチが高くて技術的にミスが少なくて、集中力と冷静さが高くてメンタル的にもミスが少ない。他にはテクニックが高くてボールの扱いの質が高かったり、強靭さが高くてフィジカルコンタクトが強い。
ピエール・エミール・ホイビュルク
セントラルMFと守備的MFをメインに割とどこでもできる選手。チームワーク、運動量、勝利意欲、積極性、勇敢さ、スタミナが高くて試合を通してピッチ上を広く走り回る。スタミナも健康さも最高評価なので日程が厳しい中でも、コンディションを落とさず戦うことができる。タックルが高くてボールを奪うのが得意で、他の能力は全般的にそこそこ。
ロドリゴ・ベンタンクール
セントラルMFと守備的MFが出来て、チームワーク、運動量、積極性、スタミナが高くてピッチ上を広く献身的に走り回る選手。タックルとポジショニングといった守備能力が高く、他の能力も悪くない。予測力が高くて試合の状況を読むのが得意で、バランスが高くてフィジカルコンタクトなどがある中でもプレイの質が落ちない。
オリヴァー・スキップ
セントラルMFと守備的MFが出来て、チームワーク、運動量、勝利意欲、積極性、勇敢さ、スタミナが高くて試合を通してピッチ上を広く献身的に走り回る選手。予測力が高くて試合の状況を読むのが得意で、タックルが高くてボールを奪うのが得意。
ウイング
それぞれ右サイドのクルゼフスキと左サイドのソン・フンミンと両サイドに非常に優秀な選手がいるが、ブライアン・ヒルもモウラも結構良い選手。
デヤン・クルゼフスキ
右のウイングをメインにトップ下もできる左利きの選手。テクニック、ドリブル、ひらめきが高くてドリブルが上手く、パスと視野が高くて良いパスを出せて、チャンスを作るのが得意。バランスが高くてボールを奪われづらく、判断力や予測力が高くてプレイ判断が良い。スタミナが高いので試合の終盤もプレイの質が落ちない。
ソン・フンミン
フォワードと左ウイングができる選手で、両方の足を使うことができる。スピードと加速力が高くて足が速く、運動量とスタミナが高いので試合を通して走り回る。オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良く、ドリブルも上手くて、ロングシュートと決定力が高くてシュートが上手く、テクニックが高くてボールを扱うプレイの質が全般的に高い。予測力が高くて試合の状況を読むのが得意で、冷静さが高いのでプレッシャーの掛かる場面でも落ち着いてプレイができる。
ブライアン・ヒル
左サイドとトップ下をメインに右のサイドもできる左利きの選手。ドリブルの能力が高くて、ひらめきが高くて予想外のプレイをして、加速力と敏捷性が高いので小回りが利く。勝利意欲が高くて悪い状況でも頑張ることができる。
ルーカス・モウラ
右サイドをメインにフォワードと左ウイングもできる右利きの選手。スピードと加速力が高くて足が速く、ドリブルが上手い。チームワーク、運動量、スタミナが高くて献身的に走り回ることができるのでインテンシティの高いサッカーに向いているし、タックルやポジショニングといった守備関係の能力がウイングにしては優れているのでハイプレスで活躍ができる。
フォワード
リシャルリソンは優秀なものの、さらに優秀なケインがいてもったいない気がするが、ケインは少し怪我が多いのと、そろそろ30歳のソン・フンミンとリシャルリソンは同じポジションでプレイができるので、リシャルリソンは悪くない補強か。
ハリー・ケイン
イングランドを代表するフォワードで、フォワードをメインにトップ下も出来て、両足を使うことができる。テクニックが高くてボールを扱うプレイの質が全般的に高く、クロス、パス、視野が高くて長いパスも短いパスも室が高いものを出すことが出来て、ヘディング、ペナルティキック、ロングシュート、決定力が高いので様々なシュートを上手く打つことが出来て、オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良く、どんなプレイも高いレベルでこなすことができそう。それでいてチームワーク、運動量、勝利意欲、スタミナが高くて試合を通して献身的に走り回り、集中力と冷静さが高いのでミスが少なく、判断力と予測力が高いのでプレイ判断が優れていて、強靭さが高いのでフィジカルコンタクトが強い。
リシャルリソン
フォワードと左ウイングをメインに右ウイングもできる右利きの選手。スピードと加速力が高くて足が速く、運動量と積極性が高いのでピッチ上を広く走り回り、スタミナもある。テクニックとドリブルが高くてドリブルが得意。
戦術
戦力のところでも記載をした通り、フォーメーションは3-4-3を選択。
前線は右からクルゼフスキ、ケイン、ソン・フンミン。クルゼフスキはアシスト能力が高いのでインバーテッドウイングのサポートタスクで、ボールを多く受けてチャンスを多く作ることを期待する。ケインはディープライイングFWの攻撃タスクで起用をして、トップ下がいないフォーメーションなのでバイタルエリアを上手く使って周りもサポートしつつ、チャンスが有れば自身の得点能力を発揮することも期待する。ソン・フンミンは足の速さと得点能力の高さを活かしてサイドから得点のチャンスをうかがうためにインバーテッドウイングの攻撃タスクにした。
中盤はビスマとベンタンクールの組み合わせ。ビスマが中盤にしては足が速く、運動量も豊富なので、比較的動き回るサポートタスクを任せて、相方はビスマを除けば一番守備がうまいベンタクールを起用して守備タスクを任せる。
ウイングバックの右はエメルソン・ロイヤルを起用する。ドハーティとどっちを起用するか悩みどころだったのだが、ウイングバックのサポートはサイドでチームの攻撃をサポートしつつ、守備にも戻らなくてはいけない役割で、サイドを走り回ることになるので、攻撃参加と守備への戻りの速さを優先して足が速いロイヤルを起用することに。
左のウイングバックはペリシッチをインバーテッドWBのサポートで起用をして、2枚しかいない中盤をビルドアップ面で助ける。
センターバックは右に右利きのロメロ、左に左利きのラングレ、中央にはポジショニングと予測力が高くて位置取りが的確そうなダイアーを配置する。
キーパーはロリスを起用する。
結果
リーグ戦は3位、CLはレアル・マドリードに負けてベスト16、国内カップ戦もそれぞれウォルヴァーハンプトンとリヴァプールに負けてベスト16だった。
リーグ戦の詳細を見ると勝点は81でシーズンによっては優勝をしてもおかしくない水準だったが、リヴァプールが強すぎた感じ。得点は75で、失点は32と、攻守ともに高いパフォーマンスを見せることが出来た。
個人の成績を見ると、ケインとソン・フンミンが20ゴール以上をあげる活躍をしていて、クルゼフスキも12ゴールをあげている。この3人の成績を合わせると58ゴール31アシストで、期待通りの高い攻撃力を見せてくれた。控えのモウラとリシャルリソンも4ゴールをあげていて、時間あたりの得点数で見ればスタメン組にひけをとらない活躍を見せた。
センターバックの90分あたりのパス数を左右で比較すると、右が102.26で左が66.74と思わぬ偏りがあった。原因を調べてみたら、キーパーのロリスが左利きなので右側にパスをする傾向があったのと、左のMFが守備タスクで低い位置まで降りてくる影響で中央と左のセンターバックの間が開いて、中央のセンターバックが左にあまりパスを出していなかったようだ。わかりやすくこの特徴が出た試合のパスマップが以下の通りだ。
課題
戦術的な課題としては、戦力的には妥当かそれ以上の成績を納めることが出来たので、あまりとりたてて無い気がする。しかし、ボールの配給が右サイドに偏ったことを、他のクラブや戦術でも再現をして、かつそれを上手く利用した戦術を組むことが出来たら面白いかもしれない。
戦力的な課題としては、前線の3人の力に大きく頼っているところがあって、ケインとソン・フンミンももう若くはないので代替になるような選手を探すか、もしくは他のポジションも含めた全体的な戦力の底上げをはかる必要がある気がする。
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