ウクライナでの戦争に関するFM22の変更について（翻訳記事）

Football Managerの制作は、現実の世界に忠実であると同時に、プレイヤーにとって楽しい逃避行となるような仮想世界を作るための継続的な探求でもあります。これは常に複雑な挑戦ですが、時には現実の世界の出来事によって、より困難なものになることもあります。

そのため、時には難しい決断を迫られることもあります。BrexitやCovidのような最近の例では、こうした状況下で、私たちの考えを説明することに努めています。

通常、冬の最終アップデートは「整理整頓」のようなもので、移籍市場が大半より遅く閉まるリーグや協会の移籍活動を反映させ、まだ残っているゲームプレイ上の小さな問題を修正します。しかし、今年は状況が大きく異なります。

2月24日のロシアによるウクライナ侵攻と、それが引き起こした一連の出来事は、サッカーの世界に劇的な変化をもたらしました。このブログでは、その変化をどのように反映させたか、そして、その変化が、既存のセーブを継続するにしても、新しいキャリアを始めるにしても、皆さんのゲームにどのような影響を与えるかを説明したいと思います。

チーム、リーグ、連盟が現実の世界でのふるまいを反映した変更を加えました（一部の選手やスタッフが所属クラブを離れることもあります）。ただし、大きな例外として、ウクライナリーグは現実では中断されていますが、ゲーム内では完全にプレイ可能です。

ではそれ以外で、何が変わったのでしょうか？

ロシアとベラルーシのクラブは、自国内での親善試合のみを行い、大陸大会の試合は代表チームと同じように中立地で行うという事実以外は、以前に作成したセーブで継続する場合、あまり大きな違いはないでしょう。

しかし、もしあなたが新しいキャリアを始めるとしたら、さらに多くのことが変わっていることに気づくでしょう。まず、ロシアのクラブはヨーロッパの大会に参加することができなくなり、ロシア代表チームも国際大会や予選、親善試合に参加することができなくなりました。

新規セーブのもう一つの変更点として、ウクライナ人選手は3シーズンの間、ゲーム内ではEU国籍として扱われることになりました。これは、紛争から逃れたウクライナ人が、ビザや労働許可証を必要とせず、EUで最長3年間自由に働くことができるという現実の状況を反映したものです。

また、新しいセーブでは、現実のクラブオーナーに制裁が課された場合、その制裁は（できる限り）ゲーム内にも反映されます。すでに売りに出されているクラブにそのような事態が起こった場合、通常は最初のプレイシーズン中に取引が成立します（その結果、制裁は解除されます）。新しいキャリアにおけるもうひとつの目に見える変化は、その状況によって現実のスポンサーシップに変更があった場合、それがゲームに反映されることです。