海外でFMブログのStrikerlessを運営しているGuidoによる選手獲得に関する記事の翻訳です。
直訳をしたので外科的というちょっとよくわからない日本語になっていますが、チームの補強ポイントを考えて適切な選手獲得をするみたいな話です。これはよくある補強の考え方で、この方法の対極的な補強方法といえば、強い選手は機会を逃すと一生獲得できないので、とにかく市場に転がっている強い選手は獲得するといったものでしょうか。
元ネタはこちらです：The Process Of Surgically Signing New Players – Strikerless
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新しい選手と契約する際には、複数のアプローチがあります。私は一般的には「買いだめ」のアプローチを支持していることを認めます。毎シーズン30人の選手を獲得すれば、そのうちの1人は必ず成功するし、国内リーグやヨーロッパを制覇するために役立つ選手に成長するはずです。
その一方で、綿密な分析と徹底したスカウティングにより、新たな資産を外科的に獲得する技術もあります。これは私の一般的なやり方ではありませんが、長年のFMゲームの中で習得した技術です。
繰り返しにはなりますが、標準的な作業手順とは言えません。通常、ケーススタディの前には、そのケーススタディの背景にある思考プロセスを詳細に説明する記事を書きます。このケーススタディを書いているうちに、多くのステップが自分にとって日常的になっていることに気づきました。そのため、自分が何をしているのか、なぜしているのかということに疑問を抱くことがありませんでした。この記事は、私が行ったステップをさらに説明するためのものです。
ステップ1：自分のニーズを把握する
最初のステップは当たり前のことですが、私はこれに取り組む必要があると感じています。賢明に選手を獲得したいのであれば、どのようなタイプの選手を獲得したいのかを見極める必要があります。自分が何を求めているのかがわからない状態では、スカウティングの成果を最大限に発揮することはできません。つまり、選手のポジションだけでなく、チーム内での役割や地位にも目を向ける必要があるのです。あなたが求めているのは、伝統的な守備的サイドバックなのか、より攻撃的な完全なウイングバックなのか、あるいは現代的なインバーテッドウイングバックなのか。チーム内でどのような地位を占めているのか。チームの穴埋め要員なのか、ローテーションのためのオプションなのか、若手の有望株なのか、それとも即戦力としての補強なのか。さらなるステップを検討する前に、自分のニーズを見極めてください。
ステップ2：情報収集
この時点で、できるだけ多くの意見を集めておきたい。そのためには、人を動かすことが大切です。スカウト、コーチ、さらには手作業でのスカウティングなど、あらゆる手段を駆使して、できるだけ多くの候補者を集めるようにしましょう。経営者としての仕事がうまくいっていれば、この最初のサーチでも、スカウトの仕組みがたくさんの候補者を提供してくれるはずです。この段階では、選手のポジション以外に何のフィルターもかけていません。おそらく、この情報収集は水面下で行われていると思います。
ステップ3：最初の本格的なフィルタリング
最初の情報収集が終わったら、より本格的なフィルターをかけて、適さない候補者を除外します。私が提供したいヒントの一つは、FMの「似た選手を検索」というオプションを使うことです。これは、既存の選手をもとに検索テンプレートを作成するものです。もしあなたのセンターバックが非常に才能のある選手だが、少し歳をとってきているとしたら、このテンプレートを使って代わりの選手を探すことができます。このオプションは、自分の選手ではない選手にも使うことができます。
もちろん、このフィルターを自分の好きなように拡張したり、微調整したりすることもできます。このフィルターは、効果的なフィルターのための適切な出発点となります。事実、この初期フィルターは、考慮すべき4つの要素で構成されています。
- ポジションや役割に応じた能力：コンプリートウイングバックを探している場合、検索対象の選手はこの役割を果たすための基本的な能力を持っている必要があります。FMで様々な役割やポジションのフィルターを作成し、それらを追加のテンプレートとして使用することをお勧めします。
- 選手の入手可能性：ある選手が興味を示さなかったり、所属クラブが売却を望んでいなかったりする場合は、候補から外すことを検討すべきでしょう。野心的な目標を設定するのは良いことですが、現実との折り合いをつけることも大切です。
- 選手の賃金要求：ある選手があまり興味を示さない場合や、予算に対して単に高すぎる場合は、その選手を候補から外すことも検討すべきです。金銭的に破綻するほど価値のある選手はいません。
- 選手の年齢：これはあなた自身の好みに少し依存しています。短期的に必要な選手を探しているのであれば、年齢はそれほど重要な要素ではありません。しかし、長期的なチーム運営を考えた場合、その選手が適切な年齢層に入っているかどうかが重要になることがあります。全盛期の選手をすぐに補強したい場合や、若い才能を育ててスター選手にしたい場合などが考えられます。新加入の選手が適切な年齢層に入っているかどうかを確認してください。
ステップ4：2回目のフィルタリング
最初にかけた本格的なフィルターによって、候補者の数ははるかに管理しやすい数にまで減ったはずです。あとは、その中の一人が自分のチームにふさわしいかどうかを見極めることになります。つまり、残りの候補者の特徴を見て、別のフィルターをかけることになります。私がこの段階で考える追加要素は、おおよそ4つです。
- 選手の負傷歴：ポジションのニーズに合っていて、適切な能力を持っているにもかかわらず、負傷が多い選手がいたら、他の選手を探すべきでしょう。新しいスター選手は、プレーする時間よりも怪我から回復する時間の方が長くなってしまうと、チョコレートでできたケトルのように役に立たなくなってしまいます。
- 選手の性格：特定の性格タイプは、プロのサッカー選手には向いていません。以下のような性格の持ち主は、一般的に避けたほうがいいでしょう。（※訳者注：成長に関係する裏パラメータのプロ意識や野心が低かったりする）
- 怠惰
- 無頓着
- 気性が激しい
- 野心がない
- 落ち込みやすい
- 意欲が低い
- 弱気
- 自信がない
- 選手をより詳細に統計的に分析する：特定の選手のパフォーマンスを分析し、その選手の能力や特性という殻を越えて、この選手があなたの戦術的なニーズに合ったプレイスタイルを持っているかどうかを見極めます。
- 選手の現在の能力：FMが現在能力と潜在能力を表示するために使用している黄色と黒のスターシステムはあまり好きではありませんが、自分のチームと比較して選手の能力を簡単に評価することができるシステムです。監督の中には、特定のリーグを揶揄する人もいます。これらのリーグのレベルが低すぎるために、選手が［気取ったバカが積極的に監督しているリーグを適当に入れてください］の厳しい環境に効果的に移行できないと主張するのです。星は常にあなたのチームの強さと比較されるものなので、現在の能力評価が星2.5であれば、あなたの現在の選手たちと同等であると考えて差し支えないでしょう。
ステップ5：決断する
最終的には、あなたが決断しなければなりません。候補者を4〜5人に絞り込んだら、その中から自分のチームのニーズに合った人を、好きな基準で選ぶことができます。財務、国籍、年齢など、あなたが重要だと思うものは何でもいい。もし、2回のフィルタリングに耐えられる選手がいなければ、基準を少し下げるか、あるいは選手を契約しないことにします。
読んでみるとあるあるな選手補強方法をちゃんとまとめたもののような感じで、自分も似た感じの方法をとってます。
私の場合は、この方法で上位で安定した成績をおさめられるようになったら、記事の最初にあった買いだめを行って、優秀な若手を買い漁ったりしてます。
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