南米の選手のスカウト力に定評のあるポルトガルの強豪ポルトに所属をしたことがある選手たちを見ていきたいと思います。優秀な選手をビッグクラブに多く輩出しており、2010年代の合計獲得移籍金は1000億円ほどのようです。
アグスティン・マルチェシン
他のポジションはビッグクラブへ移籍をした選手が豊富なのだがキーパーだけは近年はそういった選手がいないようだ。2015-2019年頃はレアル・マドリードのレジェンドのイケル・カシージャスがポルトの正ゴールキーパーであったが、心臓に問題を抱えてしまい選手活動から離れることとなってしまった。その後にメキシコの名門クラブ・アメリカから加入をしたのがマルチェシンで、アルゼンチン代表の経験もある。
エデル・ミリトン
2018年にブラジルのサンパウロから移籍金10億円でポルトに加入をし、翌年にはレアル・マドリードに移籍金60億円で移籍をしていった。移籍先のレアル・マドリードでは定位置を獲得できておらず他のクラブへの移籍も噂されている。
フェリペ
2016年にブラジルのコリンチャスから移籍金7.5億円で加入をして、2019年に移籍金26億円でアトレティコ・マドリードへ移籍をして、堅い守備のチームを支えている。
ニコラス・オタメンディ
現在はライバルのベンフィカに所属をしているが、ヨーロッパデビューはポルト。その後はマンチェスター・シティなどで活躍をした。
ペペ
現在ポルトに所属をしているが、レアル・マドリードで活躍をする前にもポルトでプレイをしていた。
ダニーロ
2012年にポルトでヨーロッパデビューを果たし、その後はレアル・マドリード、マンチェスター・シティ、ユベントスと様々な名門チームでプレイをしている。
アレックス・サンドロ
ダニーロと同じころにポルトでプレイをしており、おそらく2,3年程一緒にプレイをしている。その後、ユベントスで再開をすることになった。二人がポルトに在籍をしていた過去のFootball Managerでは、安く買える若手サイドバックであったので、よく獲得をしていた。
ルベン・ネヴェス
とても期待をされていた若手選手で、ビッグクラブが狙っていたとの噂だったのだが、2017年に当時イングランド2部のウルヴァーハンプトンに電撃移籍をした。どのような契約内容で加入をしたのかとても気になるところ。
フレディ・グアリン
グアリン砲とも呼ばれる強力なロングシュートを持っている選手。インテルでプレイをする前はポルトでプレイをしていた。
エクトル・エレーラ
現在アトレティコでプレイをしているメキシコ代表のエレーラだが、ヨーロッパデビューはポルトだった。
フアン・フェルナンド・キンテロ
ハメス・ロドリゲスに続くコロンビア出身のミッドフィルダーと期待されていた選手だが、ハメス・ロドリゲスと同じくクラシックな10番タイプの選手で、ヨーロッパの戦術の進化に伴い需要が少なくなり、欧州ではあまり活躍が出来なかった。
ハメス・ロドリゲス
2014年のワールドカップでブレイクをしてレアル・マドリードへ加入をした選手だが、ヨーロッパデビューはポルト。レアル・マドリードやバイエルンではなかなか定着が出来なかったが、エヴァートンでアンチェロッティ監督のもと再び輝きを取り戻している。
中島 翔哉
ポルトガルのポルティモネンセで活躍をしてポルトに引き抜かれたが、ポルトではまだあまり活躍が出来ていない。
フッキ
中島と同じく東京ヴェルディとポルトに所属経験がある選手。ポルトからゼニト、上海上港といった経歴だがブラジル代表として48試合の出場をしている。
リカルド・クアレスマ
みんな大好きなテクニシャンのクアレスマ。スポルティングからバルセロナを挟んでポルトでプレイをした。意地でも利き足の右足を使いたがるので、独特なアウトサイドキックや、ラボーナを多用する見ていて面白い選手。
ジョアン・フェリックス
ロナウドに続くポルトガルのスター候補で、移籍金約150億円でベンフィカからアトレティコへ移籍をしたが、ユース時代にベンフィカの前はポルトに所属をしていた。体が小さいという理由でポルトのユースから放出されてしまったらしいのだが、外国人を見る目があるポルトではあるが、自国の選手を見る目は少し微妙なのかもしれない。
ラダメル・ファルカオ
アトレティコ・マドリード、モナコ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなどの名門クラブでプレイをしたファルカオだが、ヨーロッパデビューはポルト。
ファビオ・シルヴァ
ポルトのトップチームでは12試合ほどの出場はないのだが、イングランドのウルヴァーハンプトンに移籍金50億円で引き抜かれた選手。期待度は大きいが、まだまだ若いのでこれからの選手か。
上記であげた選手たちでイレブンを組むとすると以下のような感じか。
後ろは手堅い選手で固まっている気がするが、前線は高齢なファルカオとフッキ、クラシックな10番タイプのハメス・ロドリゲスとキャラが濃い感じか。
今回の記事を書くために調べ物をしているときに2014-15年のポルトのメンバーを見ていたのだが、ミッドフィルダーのメンバーがなかなか濃いめ。
レアル・マドリードの守備を支えているカゼミーロだが、この年は期限付き移籍でポルトでプレイをしていた。他にも上記で紹介をしたネヴェス、エレーラ、キンテロがいる上に、過去のFMでワンダーキッドだったオリベル、レバンテへ移籍をした後にスペイン代表に選出をされているカンパーニャなど中々なメンバーがいる。このほかにもディフェンダーにはサンドロとダニーロ、前線には元バルセロナのテージョとクアレスマ、アルジェリア代表のブラヒミ、元コロンビア代表のジャクソン・マルティネスといった豪華な感じであった。このシーズンの結果は、国内リーグは34試合で勝ち点82であったが2位だった一方で、チャンピオンズリーグはグループリーグを首位で通過して準々決勝まで進出をして、バイエルン相手に1stレグは3-1と勝利をしたが2ndレグで1-6で逆転をされるという結果で、ベスト8という良い成績を収めている。
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