一昔前はサッカー不毛の地と言われていたアメリカだが、なんだかんだワールドカップではベスト16を4回、ベスト8を1回、3位が1回だったりと地味な強豪だったり、MLSも最近(コロナ前)の平均観客動員数は2万人を超えていたりと、実は結構栄えている気がする。そんなアメリカだが、国の経済的に豊かで良い暮らしができるからか、ヨーロッパでの第一線からは引いたがまだ現役を続けたいといった感じの選手に人気な気がする。またヨーロッパで活躍していたアメリカ出身の選手も戻ってきて頑張ったりしている。そんなMLSでプレイをしている選手を今回は紹介していこうと思う。
ブラッドリー・ライト=フィリップス
名前を見てわかるかもしれないが、ショーン・ライト=フィリップスの兄弟で、イアン・ライトの息子である。さらに言うとショーンは養子で、ブラッドリーは実子である。元々はマンチェスター・シティのユースの出身だが、イングランド時代は2,3部を中心にプレイをしていた。MLSに移籍した後は活躍をしており、通算で100得点以上をあげている。
ビクター・ワニャマ
イングランドのサウサンプトンやトットナムで活躍をしたワニャマ。ボール奪取能力に優れた守備的なミッドフィルダー。まだまだ29歳でヨーロッパでやれなくはない気がするが。
ウィンストン・リード
ニュージーランド生まれデンマーク育ちのセンターバック。長らくイングランドのウェストハムでプレイをしていたが、最近は出場機会が減っていて、今はスポルティング・カンザスシティへレンタル移籍をしている。
ブレーズ・マテュイディ
パリ・サンジェルマンからユベントスとビッグクラブを渡り歩いたマテュイディ。能力的にはまだ全然ヨーロッパでやれそうではあるが、運動量が武器のプレイスタイルと年齢を考えるとちょっと厳しいのか。
久保 裕也
日本代表ではザッケローニには愛されていたものの、監督が西野に代わった瞬間に一気に序列が落ちて、ワールドカップ本線では招集すらされなかったかわいそうな選手。トップ下に必要な能力が全般的にそこそこあるので、MLSレベルであればそこそこ活躍ができるのではないか。
ブラッド・グザン
アストンヴィラで長くプレイをしていたキーパー。あの頃は他にもフリーデルやハワードなど、イングランドでプレイをしているキーパーが沢山いた気がする。
ジョナタン・ドス・サントス
兄のジョバンニとともにバルセロナのカンテラで育ったジョナタン・ドス・サントス。将来を期待されていたが、バルセロナのトップチームでは活躍をすることが出来ず、現在はロサンゼルス・ギャラクシーでプレイをしている。
チチャリート
メキシコ代表の歴代得点記録を持っているチチャリート。マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、レバークーゼンなど様々なクラブを渡り歩いたが、現在はMLSのロサンゼルス・ギャラクシーでプレイをしている。
マイケル・ブラッドリー
父のボブが元アメリカ代表の監督のブラッドリー。本人もアメリカ代表として151試合ものキャップ数がある。ヨーロッパではオランダのヘーレンフェーン、ドイツのボルシア・メンヒェングラートバッハ、イングランドのアストンヴィラ、イタリアのキエーヴォとローマなど様々なクラブでプレイをした。
カルロス・ベラ
若干17歳でアーセナルに加入をして、その後はレアル・ソシエダなどで活躍をしたベラ。2018年からロサンゼルスFCに所属をしているが、ちょっとMLSにいて良いレベルの選手ではないようで2019年シーズンは31試合の出場で34ゴールというおかしな記録を残している。
ジョジー・アルティドール
代表では115試合で42ゴールの活躍をしたアルティドールだが、サンダーランド時代はリーグ戦に42試合出場して1ゴールしかあげれないこともあった。MLS復帰後はそこそこ活躍をしており、2015-2020年の間は123試合で58ゴールをあげている。
0 件のコメント:
コメントを投稿