今回のガイドはプレミアリーグの強豪クラブのアーセナル。ベンゲル監督の下で2000年前後に非常に活躍をしたクラブで、2003-04シーズンには無敗優勝をした。しかしながら、その後は新スタジアム建設の影響で資金が不足して積極的な補強ができなかったり、プレミアリーグに富豪のオーナーが参入してライバルが手強くなったこともあり、優勝争いからはだんだん離れてしまっている。現在は過去の栄光を取り戻すために試行錯誤をしている感じか。
ゲームのバージョンは21.1.3で、データベースは21.1.1です。
他のクラブのプレイガイドもこちらでまとめてあるので、よろしければご覧ください。
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戦力確認
リヴァプールとマンチェスター・シティと比べてしまうと少し戦力は劣ってしまう気がするが、リーグ内ではかなり優秀な選手がいるチーム。リーグ戦では4位以内に入って、来季はチャンピオンズ・リーグに出たい。
ゴールキーパー
レノが頭一つ抜けているので正ゴールキーパーなのは間違いない。ルーナルソンも悪くはないのだが、大陸大会に出て試合数が多いのでローテーションをしたいクラブにとっては、もう少し良い控えがいてもという感じか。
ベルント・レノ
シュートストップがとても優れたキーパー。空中戦はそこそこで、足元は微妙。
ルーナル・アレックス・ルーナルソン
シュートストップが優れていているキーパー。悪くはないのだが、大陸大会などに出てローテーションが必要だとすると、もう少しレベルの高いキーパーが欲しいか。
マット・メイシー
空中戦に超特化したキーパー。特殊な守り方をする戦術なら需要があるか。
センターバック
プレミアで戦える優秀な選手が7人もいて飽和気味のポジション。3バックを採用しても良いかもしれないが、開始時は3人も大怪我をしているので、序盤は人数が不足気味か。2バックを使うと途中からメンバーが大きくダブつく。
ガブリエウ
欠点がない系センターバック。全てが良いレベルでまとまっている。プレイの安定感もあるし、足元もある。どんな戦術でも対応ができるだろう。
ダヴィド・ルイス
攻めのセンターバック。パスも出せるし、ドリブルも出来る。守備の面を見るとボール奪取が上手くて、空中戦も強い感じか。しかし、集中力、判断力、冷静さが低く、プレイの安定さに欠ける感じ。
パブロ・マリ
パスと視野がとても高く、ビルドアップができるセンターバック。守備能力も全般的にそこそこ高く、空中戦が特に得意か。大怪我をしているので序盤は使えない。
ロブ・ホールディング
欠点が無く、とびぬけた長所はないが、ディフェンダーに必要な能力が良いレベルでまとまっている選手。足元もあるのでビルドアップもできる。どんな戦術にも対応できる選手。右利きのガブリエウといった感じか。
カラム・チャンバース
ガブリエウと似た感じだが、気持ち少し劣るか。その代わりにサイドバックや守備的ミッドフィルダーなど様々なポジションをプレイできるので控えにいるとありがたい。大怪我をしているので序盤は使えない。
シュコドラン・ムスタフィ
そこそこ足元があって、守備の能力も全般的にある良い選手。しかし、集中力、判断力、冷静さが低く、プレイの安定さに欠ける感じ。大怪我をしているので序盤は使えない。センターバックは怪我人が多すぎでは。
ウィリアン・サリバ
チャンバースを一回り弱くした感じだが、全然プレミアで通用するレベルだし、欠点はない。まだまだ19歳と若いので、これからに期待。
ソクラティス・パパスタソプーロス
守備に関する能力は全般的にそこそこ高い。積極性や勇敢さが高いので、積極的な守備をするタイプ。視野が低いのでビルドアップは苦手。
右サイドバック
ベジェリン、メイトランド=ナイルズ、セドリックと優秀なサイドバックが3人もいるポジション。能力的にはベジェリンが少し抜けている感じで、メイトランド=ナイルズはポリバレント、セドリックは少し劣るものの普通に優秀な選手だ。
エクトル・ベジェリン
足の速さが売りのサイドバック。他の能力も全体的にそこそこなレベルでまとまっている。足の速さを活かして、攻守ともに頑張れそう。
エインズリー・メイトランド=ナイルズ
能力としてはベジェリンから少しだけ弱くなった似たタイプの選手だが、様々なポジションができるので監督にとってはありがたい選手。
セドリック
欠点がなく、全般的にそこそこ高い選手。
左サイドバック
総合評価はティアニーとコラシナツで同じぐらいだが、サイドバックに必要な能力はティアニーのほうが優秀か。
キーラン・ティアニー
欠点がなく、全体的にそこそこ能力が高い選手。クロス、タックル、足の速さと運動量が売りか。
セアド・コラシナツ
フィジカル系サイドバック?バランスと強靭さが強いのでボディコンタクトでは負けないだろう。タックルも上手いが、視野は低めで、ビルドアップは苦手。
ミッドフィルダー
個性が豊かで優秀な選手が揃っており、組み合わせ次第では大きな力を発揮しそう。
トーマス・パーテイ
献身的で運動量が売りの選手。判断力や予測力が高く、プレイ判断を誤らない。欠点もない感じ。
ダニ・セバージョス
攻撃関係のテクニックが高く、視野も高い選手。チャンスやゲームメイクができる選手。マーキングが8と少し低いが、あとはだいたいそこそこ高い選手。
グラニト・ジャカ
パスと視野がともに18はかなり高く、なかなかいないレベル。チャンスやゲームメイクが非常に優れている。集中力が低いので、プレイの安定感に課題がある。
モハメド・エルネニー
タックル、チームワーク、運動量、スタミナあたりが高く、献身性や運動量が豊富でボールを奪える選手といった感じか。他の能力も全体的にそこそこ高い。
ジョー・ウィロック
俊足が売りのミッドフィルダー。守備はちょっと物足りないが、他の能力はだいたいそこそこ高い。
メスト・エジル
クラシカルなトップ下としての能力はずば抜けている。テクニック、ボールを持っていないときの動き、チャンスメイク能力は世界最高峰のレベルだ。しかしながら守備、運動量に難がある。
ウイング
ウィリアンとオーバメヤンと優秀な選手に加えて、サカ、ネルソン、マルティネッリ、スミス=ロウといった優秀な若手がいる。今期も戦えるが、将来的に考えてもかなり期待ができる、年齢的にバランスが良いメンバーである。
ウィリアン
運動量が豊富で、オフザボールが良くて、ドリブルができて、アシストもできるとても良い選手。
ニコラ・ペペ
ドリブルと得点能力と足の速さが売りの選手。パスは微妙で、守備は下手。集中力が低いのでプレイの安定感も微妙。
ブカヨ・サカ
足が速くて、後はそこそこといった感じ。集中力は低め。18歳でこの能力はとても優秀。
ピエール=エメリク・オーバメヤン
ウイングがメインになっているが、フォワードも出来る選手。能力もオフザボールや決定力が高く得点力に優れている。あと足がとても速い。他の能力も全体的にそこそこ高い。
リース・ネルソン
俊足のドリブラー。他の能力も全体的にそこそこ高い。この選手も若いの強い。
エミール・スミス=ロウ
能力が全般的にそこそこ高い。もうひと成長すれば何でも強い選手。
フォワード
フォワードはラカゼットとエンケティアの2人。ここもウイングと同様に今がピークのエースと、将来が有望なワンダーキッドの良い組み合わせ。ウイングで紹介をしたオーバメヤンとマルティネッリはフォワードもできるので、怪我人が発生した場合や、2トップの戦術を使いたい時なども柔軟に対応ができる。
アレクサンドル・ラカゼット
テクニック、決定力、オフザボール、予測力が高く、得点能力が高いフォワードという感じ。チームワークと運動量も高い。足の速い選手だったという印象だが、そこが長所と言えるレベルではなくなっていて、少し衰えを感じる。
エディ・エンケティア
オフザボール、スピード、加速力が高く、スペースを突くのが得意な選手といった感じか。他のフォワードに必要な能力もそこそこ高く、年齢が高いのでこれからに期待の選手。
戦術
ジャカには視野の高さを生かして中盤でも少し高めの位置でチャンスメイクをしてほしいのでアドバンスド・プレイメイカーを任せる。
中盤の底にはエルネニーを置く。タックル、チームワーク、運動量が高いのでディフェンスラインの前で献身的な守備を期待している。
もう1人のミッドフィルダーはパーティ。チームワークや運動量を活かして攻守に顔を出してほしいのでボックス・トゥ・ボックスのミッドフィルダー。判断力や予測力も高いのでプレイの安定感にも期待ができる。
ウイングはウィリアンとオーバメヤン。オーバメヤンには得点能力を期待してインサイドフォワードを任せる。ウィリアンは右サイドで右利きなのでアシストを期待してウイングを任せる。
サイドバックはベジェリンとティアニー。アーセナルはリーグ内でも優秀なスカッドを抱えていて、上位を目指したいところなので、攻撃の厚みを持たせるために両方ともサイドバックの攻撃を任せる。守備的ミッドフィルダーにエルネニーを置いているので、守備はそこで安定が取れる気がする。
センターバックはダビド・ルイスとガブリエウ。センターバックにも足元を求めて、低い位置から丁寧にビルドアップをしたい。
フォワードはラカゼット。ポーチャーを任せる。オフザボールやチームワークと運動量の高さを生かしてほしい。
キーパーはレノの一択。
結果
リーグ戦は2位。勝ち点が91なのでもはや優勝でよくないか???リヴァプールも勝ち点が90で3位はかわいそう。シーズンによっては十分優勝ができるレベル。ヨーロッパリーグはターンオーバーをしていたが決勝まで進出をした。そしてベストメンバーで決勝に挑んだら負けた。カップ戦はFAカップは準決勝でマンチェスター・ユナイテッドに負けて、リーグカップは決勝でマンチェスター・ユナイテッドに勝って優勝。マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが強いという、ちょっと一昔前のような感じ。
チーム内得点王はラカゼット。リーグ戦の得点王にもなった。二番手のオーバメヤンも19得点と高い得点能力を発揮してくれたように見えるが、内8点はPKでの得点。とはいっても、差し引いても11得点を挙げる活躍はしてくれている。
ジャカは12アシストとこちらも期待通り。高い位置で直接チャンスにつながるプレイをしてくれた。
ベジェリンとティアニーには逆サイドではあるが同じ役割を任せたのだが、アシストに大きな差があって、ベジェリンが11でティアニーが5という感じ。クロスの能力自体はティアニーの方がかなり優秀なのでちょっと思っていたのと違う印象。周りの選手の配置のせいかもしれないし、今シーズンたまたまそうだったのかもしれないし、クロス以外の他の能力の影響かもしれない。
エルネニーやウィリアンが長期離脱をしてしまうことがあった。エルネニーの穴埋めはパーティーが行って、パーティのいたポジションにはウィロックが入る感じとなった、ウィリアンの変わりはネルソンが務めてくれた。ウィロックもネルソンも代役を頑張ってくれた、
課題
リーグ戦で優勝は出来なかったものの、勝ち点を見ると優勝をしても良いようなレベルだったので、運が悪かったという感じか。この戦力でこの勝ち点は健闘していると思うので悪くはないと思う。戦術はこのままに、チームの選手層の底上げを狙っていくと良いと思う。
センターバックの人数が多い。序盤は怪我人が多いのでギリギリの人数だが、合計をするとかなりの人数である。一部の選手は高齢だったり、ビルドアップやプレイの安定感などに難があったりするので、怪我人が復活してくるであろう冬移籍などの適当なタイミングで売却をするとよいと思う。
前線も人数が多めなのであぶれた選手は売却をしても良いと思う。今回の場合はニコラ・ペペが出場機会が少なく、年齢も若手ではないので売却対象となると思う。ウィリアン、オーバメヤン、ラカゼットもまだスタメンの選手ではあるが、年齢が年齢で、優秀な若手も控えているので、売れるタイミングがあれば売ってしまっても良いかもしれない。高値が付くタイミングで売りたいところ。
現実と同じくエジルの扱いが難しいところ。チーム最高給で、能力も悪いわけではないので使いたいところである。能力がクラシックな10番という感じで、使うのであれば後ろに守備的な選手や献身的な選手を置くような配慮が必要となると思うのだが、本人の勝利意欲が低く、1試合を通して頑張ることが出来ないので、なかなか使いどころが難しい。
ゴールキーパーの層が薄い。エミリアーノ・マルティネスが抜けたのが地味に痛く、レノが怪我をしたら、控える選手のレベルが大きく下がる。今後は安定して大陸大会に出ると思うので優秀な若いバックアッパーがいると良いと思う。
中盤はセバージョスがレンタル元のレアル・マドリードへと帰ってしまうと、中盤にジャカ以外で試合を作れる選手がいなくなってしまう。セバージョスは買取条項もついていないため、来年は間違いなくいない選手だと思うので、このタイプの選手の補強は大事だと思う。
全体的に優秀な中堅からベテランに差し掛かっている選手と、期待の若手が良い感じにスタメンとベンチにいる気がする。若手選手もそろそろスタメンとして抜擢しても良いような強さになりつつあると思うので、中堅やベテラン選手を売れるうちに売ってしまって、良い感じに選手の入れ替えをするとよいと思う。
すごく夢みたいなお話です.
返信削除現実でもポテンシャルはあるクラブだと思うので、問題を解決して頑張ってほしいですね…
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