前回はチェルシーでのプレイガイドを紹介したが、今回はグディソンパークが本拠地でリヴァプールがライバルのエヴァートンのプレイガイドを書いていきたいと思います。フットボール・ジーニアスことモイーズが監督を務めていた頃はフェライニやケーヒルが活躍をしていてビッグクラブに次ぐレベルくらいで、ヨーロッパ・リーグに出るくらいの感じであった気がしますが、その後は少し低迷気味な気がします。実際にゲームでも理事会が求めてくる成績は上位半分となっているので、とりあえず1桁の順位に入れば問題がないかと思います。
ゲームのバージョンは21.0.0で、データベースは21.1です。
他のクラブのプレイガイドもこちらでまとめてあるので、よろしければご覧ください。
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クラブの戦力確認
クラブの戦力はビッグ6と比べると劣っていているものの、そこそこといった感じですが、プレミアリーグはどこのクラブも資金力があり有力な選手を抱えているので、少しうまく行かないと厳しい立場に追い込まれてしまうかもしれません。
ゴールキーパー
能力が一番高いのはピックフォードだが、割と近いレベルでオルセンとレッスルが続く。能力と戦術の相性で選ぶのも良いが、エヴァートン4年目と期限付き移籍で加入をしてきたオルセンだとディフェンスラインとの連携面の良さを考えるとピックフォードかもしれない。しかしシーズン後半になればオルセンもなじんでくると思うので、重要となるのはシーズンの序盤のみかもしれない。
実際にピックフォードとオルセンの能力を比較してみると、足元のピックフォードと守備のオルセンといった感じに見える。ジョーダン・ピックフォード
視野が14とゴールキーパーにしてはかなり高いという特徴を持っていて、パス回しに参加するスイーバータイプのキーパーに向いている気もするが、パスが10なので精度が悪くはないものの少し物足りない気がする。
ロビン・オルセン
ローマから期限付き移籍で加入をしているオルセン。空中リーチが17、ジャンプ到達点が19と空中戦に強いゴールキーパーだ。期限付き移籍で加入をした選手にしては、ファーストチョイスになりそうなピックフォードと総合能力は極めて近いが少し下という、ちょっと不思議な感じな感じがするが、時折ピックフォードのパフォーマンスの不安定さを懸念する声が出るので、優秀なバックアッパーを確保しておきたいという意図があったのか。
ヨナス・レッスル
スタメンで使うほど優秀な能力はしていないが、欠点がなくどんな戦術でもそこそここなせる良い控えキーパーといった感じか。
センターバック
同じくらいの選手が4人もおり、どの選手を起用するか迷いどころ。さらに能力が同じくらいがゆえに、出場が出来ない選手がいると不満を言い始めるのでモチベーションの管理も難しいところ。
ジェリー・ミナ
パスが13と精度自体は悪くないのだが、視野が9でパスを出す先を探すのが苦手。守備時の位置取りのうまさのポジショニングが14とそこそこではあるが、その位置取りを判断するために周りの選手の動きを予測するための能力の予測力が11と低めである、ジャンプ到達点が17で強靭さが16とフィジカルが強そうに見えるが、バランスが8と体勢を崩しやすい。以上の通り能力がアンバランスであり良さを欠点が消してしまっている感じがして起用が難しい選手である。
マイケル・キーン
欠点というほどではないが足が速いわけではないことを除けば守備に関する能力は良いものを持っている。しかしながら視野が9とあまり高くないのでビルドアップを任せるのは難しいところだ。
ベン・ゴッドフリー
全体的にあまり欠点が無く、パスと視野があるので後方からのビルドアップでは活躍をするだろう。またスピードと加速力が16と足が速いので、ディフェンスラインを安心してあげることが出来る。
メイソン・ホルゲート
現在の能力の総合評価の星の数は3.5と他の選手と同じであるが、少し劣化したゴッドフリーのような能力に見える。
右サイドバック
総合評価ではコールマンとケニーの順番となる。しかしながら星は0.5の差はあるものの能力を一つ一つ比べてみるとあまり大きな差はなく、コールマンが高齢でケニーが若いことを考えるとどちらを起用するか迷うところである。
シェイマス・コールマン
パスコースを探すための能力の視野が9と低いのと、足がサイトバックにしては早くはないことはだいたい良いサイドバック。とはいえどもどっちの欠点もあまりケニーと大差があるわけではない。
ジョンジョー・ケニー
h視野が高かったりドリブルが上手かったりという派手さはないものの、欠点のない度の戦術でもそこそこ戦える堅実なサイドバックな気がする。
左サイドバック
本職の左サイドバックがディーニュしかおらず、グアルディオラにサイドバックとして魔改造されたデルフが一応このポジションもできるといった感じだ。
リュカ・ディニュ
エヴァートン唯一の左サイドバックではあるが、幸いなことに欠点のない優秀な左サイドバックである。
ミッドフィルダー
優秀なミッドフィルダーが沢山いるものの、守備力や運動量で勝負をする選手が多く、試合を作れる選手がハメス・ロドリゲスしかいないので、自然と彼を中心に戦術を組むことになると思う。
アラン
タックル、積極性、勇敢さ、チームワーク、運動量が高く優秀なボールハンターといった感じ。カンテと似たようなタイプだが、彼ほど優秀なわけではない。
ジャン=フィリップ・グバミン
劣化アラン(※アメリカがイラクで使用した兵器ではない)。大怪我をしているのでシーズンの前半戦の出場は厳しそう。
アブドゥライェ・ドゥクレ
FM20時代にYoutubeの配信でお世話になった選手。フィジカル系の能力全般が強く、それ以外は欠点が無く悪くはないという感じの選手。
ムハメド・ベシッチ
劣化アラン(※アメリカがイラクで使用した兵器ではない)。似たようなタイプ多すぎでは??
アンドレ・ゴメス
冷静さとテクニックが高く、判断も高いので、プレッシャーがかかった場面であっても高い技術力を発揮できてプレイ判断も良いといった感じの選手。しかし、試合を作れたり、守備が上手かったり、攻撃参加が得意だったりという試合に直接メリットとなるような長所がなくて、ちょっと起用方法に迷う。
トム・デイビス
大きな長所や欠点はなく、元気にピッチを走り回る、イングランドの典型的なボックス・トゥ・ボックスなミッドフィルダーという感じ。
ファビアン・デルフ
ミッドフィルダーとしてはトム・デイビスと似たようなボックス・トゥ・ボックスなミッドフィルダーという感じだが、左サイドバックでもプレイをすることが出来て、サイドバックにしては組み立てができるといった感じ。左サイドバックの本職が一人しかいないので、ミッドフィルダーというより左サイドバックの控えといった感じの起用法になるだろう。
ハメス・ロドリゲス
アシストやゲームメイクに関する能力が高く、パスコースを探す能力の視野が19で、これより高い20の選手はデ・ブライネとメッシくらいである。それでいてロングシュートと決定力も高く、自分でも得点が狙える選手となっている。
ギルフィ・シグルズソン
ゴメスと似たような感じの選手で使いどころに少し困る。
ウインガー
右利きのインサイドフォワードタイプの左ウイングが多すぎでは??4人もいるぞ??しかもみんな星が4だし。
リシャルソン
前線が全て天性で欠点が無くて(視野が高くないのが気になるが)、両足が使えるとか控え選手に欲しい属性をすべて持っている気がするのだが、チーム内の序列を考えるとスタメンで使わないのもアレだしという感じの選手。
アレックス・イウォビ
二列目をどこでも出来て欠点が無いのでこの選手も理想的な控えの気がするが、この選手も控えに置いとくのはもったいない気がする。ドリブルが好きという特性を持っているが、滅茶苦茶ドリブルが上手いというわけではない。
ベルナルジ
タックル、マーキング、ポジショニングが低く守備に難があるが、攻撃面は優秀といった感じ。フィジカルは弱い。
ヤニク・ボラシエ
ひらめきとドリブルが高いロマン・ドリブラー。
フォワード
トスンは怪我をしているし、リシャルソンはウイングで使いたいし、キャルバート=ルーウィンが大正義な能力をしているから、キャルバート=ルーウィン一択かなという感じ。
ドミニク・キャルバート=ルーウィン
フィジカルが強くて欠点が無いアスリート系フォワード。攻め込んでいるときはエリア内で体を張って、押し込まれているときはスピードを生かしてカウンターで戦える、どの場面でもイケるフォワード。
ジェンク・トスン
シュートは上手いが攻撃時にボールを持っていないときの動きの能力のオフザボールが低いのでちょっと使いづらい。そして大怪我をしている。
戦術
思いっきりハメス・ロドリゲスに依存する感じの戦術。サイドでゲームメイクをさせようかも迷ったが、個人的な趣味でオールドタイプな10番が好きなので、真ん中に据えることに。
ディフェンスは守備力優先を取ってマイケル・キーンを選択したが、相方となる守備専門の感じのセンターバックがいないので欠点が少ないゴッドフリーをとりあえず選択。
ボランチはベシッチとアランという超守備的な組み合わせ、試合の組み立てはハメス・ロドリゲスに任せて守備に専念してほしいのと、センタバックのビルドアップ能力に期待をしていないので、とりあえずセンターバックからパスを受けれる選手を中央に2人置いておきたいという気持ち。
キーパーもチームに馴染んでいてディフェンスラインと連携がとりやすいであろうピックフォードをとりあえず使う。
ロドリゲスを中心に両ウイングは得点を狙って欲しいのだが、チームのレベルを考えるとあまりリスクを取りたくないのでサポートに。左は欠点のないイウォビ、右は左足も使えるリシャルソン。ゴールを狙うので、左は右足、右は左足が得意な選手を置きたい。
右サイドバックはコールマンではなく若いケニーを選択。左サイドバックは本職が一人しかいないので当然ディーニュ。本当はセンターバックのビルドアップ能力を気にしてサポートとしたがったが、流石に攻撃力に懸念があるのでサイドバックの攻撃に。
フォワードはキャルバート=ルーウィンにどんどんゴールを狙って欲しいのでポーチャーに。
結果
リーグ戦は見事6位となって、来季はヨーロッパリーグに参加をすることになった。カップ戦は両方ともローテをした結果、早めの敗退となった。戦術の核となるハメス・ロドリゲスが出場しておらず、変わりになる選手もいないので仕方がない感じか。
敗北の数は4と非常に少なく、リーグでは最小で、エヴァートンとしても歴代で一番の少なさとなった。一方で引き分けが19ととても多く、こちらは歴代最多となった。
ハメス・ロドリゲスが17という驚異のアシスト数で、狙いの通りハメス・ロドリゲスを中心に良い攻撃が出来ていたのではないかと思う。チャンスメイクをするハメス・ロドリゲスとゴールを決めるキャルバート=ルーウィンは代わりの利かない選手のような気がするが、そこで怪我人が発生せずにフル出場をしてくれたのがとても助かった。ここで怪我人が発生していたら大きく順位を落としていたかもしれない。逆に本職がディーニュしかいない左サイドバックだが、ディーニュが怪我をしたときにデルフが穴を埋める頑張りをしてくれたので意外と大丈夫だった。
ボランチは途中からベシッチを、より総合評価の高いグバミンと変えようか迷ったが、成績が悪くなかったので結局変えることはしなかった。グバミンはメッチャ不満を持っていた。キーパーも同じく成績が悪くなかったのでピックフォードを結局最後まで使ってしまった。
ゲームメイカーがハメス・ロドリゲスしかいないのでちょっときつい。戦術的に依存性が高かったり、替えが利かないなど危なすぎるので、試合を作れるタイプの選手を獲得したほうが良いかもしれない。
左サイドバックがディーニュしかいないのでここも誰か獲得をした方が良いかもしれないが、デルフでも結構頑張ってくれている気がする。
引き分けが多く、勝ちきれない試合が多かった。失点も順位にしてはかなり少ないので、戦術を少し攻撃的にしてもいいかもしれない。得点の半分以上がキャルバート=ルーウィンと依存度が高いので、例えばインサイドフォワードを攻撃にするなど、他の位置でも点が取れるような戦術の修正が必要かもしれない。
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