Football Managerに必要なPCスペックとパーツ選び

2020年10月24日土曜日

Football Manager Football Manager 2020 シリーズ関係なく楽しめる記事 シリーズ共通解説

t f B! P L

 先に結論から言ってしまうと

とりあえずIntelの良いCPUを買え!金に余裕があれば良い規格のメモリを買え!あとは割とどうでも良い気がする!

という感じ。とりあえずFootball Manager 2020の検証結果ではあるが、よっぽどFMやハードウェアのドライバの変更がない限り、今後のシリーズにも似たようなことが言えるのではないかと思う。あとは公式フォームのFM2020のベンチマークスレ(FM20 Performance Benchmarking Thread)のデータをもとに、この結論に至った根拠をつらつらと書いていく。

目次

データ

CPUはAMDよりIntel

グラボはあまり関係ない

HDD vs SSD

とりあえず良いCPUを買え

良いメモリを買え?

データ

以下の表は公式フォーラムのスレにあるベンチマークのデータをまとめたスプレッドシートからデータを抜粋したものにCPUのベンチマークを足したものをTest Cでソートしたものである。まずはこの表をもとに話を進めていく。ちなみにそれぞれのTestの説明は以下の通り。

Test A

10か国20リーグ51330選手をデータサイズ普通で2019/8/20~2019/8/27まで休暇で飛ばした場合。

Test B

51か国117リーグ162590選手をデータサイズ大で2019/8/27~2019/9/7まで休暇で飛ばした場合。

Test C

51か国117リーグ162590選手をデータサイズ大で、さらに、イングランド、ドイツ、フランス、イタリア、スペインをフルディテイル設定で2019/8/27~2019/9/2まで休暇で飛ばした場合。

CPUはAMDよりIntel

近頃のCPUはIntel一強の時代が終わってAMDの評判が上がってきているが、ベンチマークのデータを見ると、FMにおいてはまだIntelのCPUのほうが強いみたいだ。AMDのR9 3950XはCPUの性能を測るベンチマークのPassMarkではIntelのCore i9 9900Kの2倍の値を出しているが、FMのベンチマークのTest C結果を見ると同程度のようだし、Test Bに至ってはIntelのほうが良い結果を出している。値段も価格.comの最安値(2020/10/23現在)を比較するとAMDのR9 3950Xは78,931円である一方で、IntelのCore i9 9900Kのほうが47,200円となっており圧倒的にコスパが良い。

グラボはあまり関係ない

IDが9と11のPCはCPUは一緒であるが、9のグラボはベンチマークG3D Markのスコアが21350で、11のほうは13741と1.5倍ほどのスコア差がある。しかしながら両社のFMのベンチマークを見ると大きな差は無い。しかしながらこのベンチマーク自体が休暇を利用しているのでグラフィックの負荷がかかるような要素を検証をしていないというのもあるが、そもそもFMで一番グラボに負荷がかかるであろう試合の場面でも大したグラフィックではないのでそこまでグラボのスペックは要求されないだろう。筆者はG3D Markのスコアが5897のグラボGeForce GTX 770を利用してYoutubeで配信を行えている。また、グラボを利用した演算の高速化なども行っていないような気がする。しかしながら、今後試合のグラフィックは向上させていくみたいなので要求される最低ラインは上がっていくかもしれない。

HDD vs SSD

グラボの件と同じなのだが、IDが9と11のPCはCPUは一緒であるが、9がSSDで、11はHDDである。しかしながらFMのベンチマークでは大差がないので、このベンチマークの条件下ではHDDでもSSDでもどちらでもよいといった結果になる。しかしながらこのベンチマークはデータがメモリにロードされた後の速度を測っていると思うので、よっぽどメモリが少なくて仮想メモリを使っている場合を除いて、そりゃそうだろうと言った感じである。ある程度の量のデータをディスクに読み書きするような場合はHDDかSSDかは大事だと思うが、ある程度セーブデータが大きくなってしまった場合は気になるかもしれないし、そもそもゲームプレイ自体ではないが、ゲームのインストールや画像データの配置などの時はSSDのほうが良かったと思うだろう。

とりあえず良いCPUを買え

以下の表は上の表からIntelのCPUのPCのみを取り出したものだ。
この表を見ているとFMのベンチとCPUのベンチに何となく相関がありそうな気がしてきた。なのでとりあえずCPUのベンチの逆数でFMのベンチ(秒)を単回帰分析をしてみたら、決定係数が0.8015であったので、良い感じに当てはまった。つまり、CPUのベンチをxとして、FMのベンチをyとしたときに、yをxでだいたい以下のような式で表せる。


そしてデータの散布図と上の式を重ね合わせると以下のようなグラフになる。
やはり決定係数が0.8015あるだけあっていい感じに当てはまっているが、FMのベンチに使ったPCの状態もあったり、CPU以外の要因もあると思うので多少誤差がある。

良いメモリを買え?

ID6や13のPCを見たとき、CPUのベンチマークスコアがFMのベンチが同じくらいのPCのCPUより低い値になっている。しかしながらメモリの周波数を見るとそれぞれ4000Mhzと3200Mhzとなっており、良い規格のメモリを使っている。これの影響でFMのベンチが向上しているような気がする。とりあえず良い規格のメモリを買うことはFMの速度向上に良い影響を与えそうである。

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プロフィール

サッカー監督シミュレーションゲームのFootballer Managerに関する動画やサイトを作っている人です。 かれこれFM2013からやっているけど、永遠の初心者。 好きなサッカークラブはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド。 当ブログではプレイしているゲームについての...

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