先に結論から言ってしまうと
とりあえずIntelの良いCPUを買え!金に余裕があれば良い規格のメモリを買え!あとは割とどうでも良い気がする!
という感じ。とりあえずFootball Manager 2020の検証結果ではあるが、よっぽどFMやハードウェアのドライバの変更がない限り、今後のシリーズにも似たようなことが言えるのではないかと思う。あとは公式フォームのFM2020のベンチマークスレ(FM20 Performance Benchmarking Thread)のデータをもとに、この結論に至った根拠をつらつらと書いていく。
目次
データ
以下の表は公式フォーラムのスレにあるベンチマークのデータをまとめたスプレッドシートからデータを抜粋したものにCPUのベンチマークを足したものをTest Cでソートしたものである。まずはこの表をもとに話を進めていく。ちなみにそれぞれのTestの説明は以下の通り。
Test A
10か国20リーグ51330選手をデータサイズ普通で2019/8/20~2019/8/27まで休暇で飛ばした場合。
Test B
51か国117リーグ162590選手をデータサイズ大で2019/8/27~2019/9/7まで休暇で飛ばした場合。
Test C
51か国117リーグ162590選手をデータサイズ大で、さらに、イングランド、ドイツ、フランス、イタリア、スペインをフルディテイル設定で2019/8/27~2019/9/2まで休暇で飛ばした場合。CPUはAMDよりIntel
近頃のCPUはIntel一強の時代が終わってAMDの評判が上がってきているが、ベンチマークのデータを見ると、FMにおいてはまだIntelのCPUのほうが強いみたいだ。AMDのR9 3950XはCPUの性能を測るベンチマークのPassMarkではIntelのCore i9 9900Kの2倍の値を出しているが、FMのベンチマークのTest C結果を見ると同程度のようだし、Test Bに至ってはIntelのほうが良い結果を出している。値段も価格.comの最安値(2020/10/23現在)を比較するとAMDのR9 3950Xは78,931円である一方で、IntelのCore i9 9900Kのほうが47,200円となっており圧倒的にコスパが良い。
グラボはあまり関係ない
IDが9と11のPCはCPUは一緒であるが、9のグラボはベンチマークG3D Markのスコアが21350で、11のほうは13741と1.5倍ほどのスコア差がある。しかしながら両社のFMのベンチマークを見ると大きな差は無い。しかしながらこのベンチマーク自体が休暇を利用しているのでグラフィックの負荷がかかるような要素を検証をしていないというのもあるが、そもそもFMで一番グラボに負荷がかかるであろう試合の場面でも大したグラフィックではないのでそこまでグラボのスペックは要求されないだろう。筆者はG3D Markのスコアが5897のグラボGeForce GTX 770を利用してYoutubeで配信を行えている。また、グラボを利用した演算の高速化なども行っていないような気がする。しかしながら、今後試合のグラフィックは向上させていくみたいなので要求される最低ラインは上がっていくかもしれない。
HDD vs SSD
グラボの件と同じなのだが、IDが9と11のPCはCPUは一緒であるが、9がSSDで、11はHDDである。しかしながらFMのベンチマークでは大差がないので、このベンチマークの条件下ではHDDでもSSDでもどちらでもよいといった結果になる。しかしながらこのベンチマークはデータがメモリにロードされた後の速度を測っていると思うので、よっぽどメモリが少なくて仮想メモリを使っている場合を除いて、そりゃそうだろうと言った感じである。ある程度の量のデータをディスクに読み書きするような場合はHDDかSSDかは大事だと思うが、ある程度セーブデータが大きくなってしまった場合は気になるかもしれないし、そもそもゲームプレイ自体ではないが、ゲームのインストールや画像データの配置などの時はSSDのほうが良かったと思うだろう。
とりあえず良いCPUを買え
良いメモリを買え?
ID6や13のPCを見たとき、CPUのベンチマークスコアがFMのベンチが同じくらいのPCのCPUより低い値になっている。しかしながらメモリの周波数を見るとそれぞれ4000Mhzと3200Mhzとなっており、良い規格のメモリを使っている。これの影響でFMのベンチが向上しているような気がする。とりあえず良い規格のメモリを買うことはFMの速度向上に良い影響を与えそうである。
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