今回はポルティモネンセのプレイガイドです。
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目次
戦力
ポルトガルのリーグは、リスボン、ポルト、ベンフィカの3クラブが実力的に抜けていて、ブラがあたりも強いが、ポルティモネンセは面白い選手がそろっているので、上手く組み合わせることができれば悪くない順位になりそう。
ゴールキーパー
総合的に見ると悪くはないキーパーが3人もいるが、それぞれ微妙にクセがある。
サムエウ
反応が優れているキーパー。奇抜さが高いので面白いプレイをするかもしれない。ファーストタッチが低いのでトラップに少し難があるが、キック力が高く、パスと視野もキーパーにしては良いので、ボール供給能力がある。
中村 航輔
ポジショニングが優れているキーパー。一方で、コーチングが苦手だったり、スローイング、ファーストタッチ、視野、冷静さあたりが低いので、ボール供給が苦手。
パヤム・ニアズマンド
空中リーチが高くて空中戦が強いキーパー。パスが高かったり、視野がキーパーにしては良いのだが、ファーストタッチが低くてトラップが苦手なので、ボールをもたせるのが怖い。
センターバック
センターバックの選手もそれぞれクセがある感じはするが、ポルトガルのリーグの基準で見ると悪くないか。
ウィリアン・ロシャ
センターバックと守備的MFができる選手。ジャンプ到達点が高くて空中戦に強く、タックルやマーキングと守備能力が高く、予測力も高くて試合の状況を読むのが得意だが、判断力が残念。
ジャジソン
タックルが高くてボールを奪うのが得意な選手。フィジカル系の能力が全般的に微妙。
ルーカス・ポッシノーロ
全般的に能力が13前後で、なんでもそこそこできる感じ。フリーキックが得意。
フェリペ・ヘウヴァス
スピードと加速力があまり高くなくて足の速さが微妙で、集中力と冷静さが低くてミスが多い感じがする。
ペドロ
ジャンプ到達点が高くて空中戦が強い選手。
右サイドバック
1番手のムフィが優秀な攻撃的サイドバックで、控えのダコスタも悪くない選手。
ファフド・ムフィ
テクニック、ドリブル、ひらめきが高い優秀なドリブラー。他の能力も全般的に悪く無い、優秀な攻撃的なサイドバック。
ジュリアン・ダコスタ
集中力が低くて冷静さが微妙なのでミスが少なくなかったり、判断力と予測力が高くないのでプレイ判断が微妙だが、全般的にそこまで悪くない選手。
左サイドバック
本職はラザールだけだし、ラザールがちょっと微妙なので悩みどころ。センターバックのヘウヴァスも左サイドバックが出来るが、攻撃能力が微妙。
アシュラフ・ラザール
元ニューカッスルのモロッコ代表選手。バランスが高くて倒れづらい長所がある。それ以外は全般的に最低限なレベルという感じだが、マーキングやチームワークはサイドバックとしては低い感じがする。
ミッドフィルダー
攻撃が優れている選手が多いが、守備が優秀なペドロ・サもいて、上手く役割分担をして中盤を組むことができそう。
ルーカス・フェルナンデス
セントラルMFとトップ下をメインに両サイドのウイングもこなせる選手。テクニックとバランスが高くて、攻撃系能力は全般的にそこそこ優秀。
エヴェルトン
セントラルMFと守備的MFが出来る選手でパスが高くてパスミスが少なく、ポジショニングが優秀で守備時の位置取りが良い。オフザボールが良くなくて攻撃時の位置取りは微妙だが、他の能力は全般的に悪くない。
ペドロ・サ
守備的MFをメインに、セントラルMFも出来る選手。積極性と勇敢さが高くて球際が激しく、タックルが得意でボールを奪うのも得意。スタミナもある。
カルリーニョス
トップ下とセントラルMFが出来る選手で、攻撃系の能力は全般的にそこそこ。チームワークと運動量が低くて動きが少なく、予測力も低くて試合状況を読むのが苦手。
ルキーニャ
トップ下とセントラルMFがメインで、右のウイングも出来る選手。ひらめきが高くて予想外のプレイをして、敏捷性が高くて機敏。攻撃の能力は全般的にそこそこ優秀で、守備は最低限という感じ。
ジャネリ・インビュラ
テクニックが高くてプレイの幅が広く、ファーストタッチが高くてトラップが上手い選手。チームワークが低くて自己中心的だったり、勝利意欲が低くて劣勢になるとやる気をなくしてしまうタイプだったりと、メンタルに難がある。昔のFMでは優秀に育つ選手で、個人的には結構お世話になった。
ウイング
長所を持っているものの、欠点も持っている選手が多く、サイドバックやミッドフィルダーからのサポートが必要そう。
中島 翔哉
トップ下と左ウイングをメインに右ウイングもできる選手。テクニック、ドリブル、ひらめきが高くて優秀なドリブラーで、視野が高くてパスコースを見つけるのが得意で、スピード、加速力、敏捷性が高くて機動力があり、冷静さが高くてプレッシャーの掛かる場面でも落ち着いてプレイが出来たりと、攻撃面は全般的に優れている。一方で、チームワークと運動量が低くて、勝利意欲が低くて劣勢時にやる気を失ってしまうことがあったり、集中力が低くてミスが多く、予測力が低くて試合の状況を読むのが苦手だったりと、長所と短所がはっきりしている。
イヴァン・アングロ
スピードが高くて足が速い選手。他の能力は全般的に悪くない。
ウェリントン・ジュニオール
2列目ならどこでも出来る選手で、フォワードも出来る。スピードと加速力が高くて足が速く、基本的に攻撃の能力は全般的にそこそこ。チームワークと運動量が低くて動きが少ない王様タイプで、パスが低くてパス精度が悪く、判断力も低い。
アドウェール・サパラ
スピードと加速力が高くて足が速い選手。攻撃系の能力は悪くないが、メンタル系の能力でチームワーク、視野、集中力、勝利意欲、判断力などなど欠点が多い。
フォワード
1番手はメシアスだが致命的な欠点もあるので他の選手の起用が良いかもしれない。序列は一番低いが、ヘナト・ジュニオールが一番使いやすいかもしれない。
ファブリシオ・メシアス
フォワードとトップ下をメインに、両サイドのウイングとセントラルMFも出来る選手。ロングシュートが得意で、テクニックとドリブルがそこそこ高かったり、決定力もそこそこ高かったりする。予測力が結構低く、試合の状況を読むのが苦手。
ジョアン・ヴェラス
全般的に最低限以上はあって欠点がない選手。
ウィリントン・アポンサ
ジャンプ到達点が少し高めで、ヘディングの精度もある選手。オフザボールが高くて攻撃時の位置取りも良い。フォワードの選手にしてはタックルやポジショニングが優秀で守備もかなりできる。勝利意欲が低いのが少し気になるか。
ヘナト・ジュニオール
オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良い選手。他の能力も全般的に悪くなくて欠点がなく、19歳とまだ若いので、今後が楽しみ。
戦術
攻撃の軸はMFのカルリーニョスとSBのムフィに。それぞれ、プレイ特性で「相手エリア内に入る」と「チャンスがあればいつでも前に出る」を持っていて、攻撃時に積極的に前に顔を出す動きをして、攻撃能力も高い。カルリーニョスはメッツァーラの攻撃、ムフィはインバーテッドWBの攻撃に設定をして、前の選手を追い越して得点を狙ってもらう。
フォワードは中盤に落ちるフォルスナインの役割にして、相手のセンターバックを釣って、メッツァーラやインバーテッドWBの攻撃の選手が走り込むスペースを作ることを期待する。フォワードの戦力のところでも書いたが、ここは能力のバランスが良いヘナト・ジュニオールを使う。
ウイングは右にアングロ、左に中島を使う。メッツァーラやインバーテッドWBの攻撃にスペースを作るためにサイドに張る役割を選ぶが、右サイドのアングロは右利きなので役割はウイング、左サイドの中島も右利きなのでインバーテッドウイングにする。
ミッドフィルダーの右は、左がメッツァーラで積極的に前に出るので、ある程度ポジションをキープして前線とディフェンスをつなぐことを期待して、セントラルMFのサポートにする。ここはパスを上手くさばけそうなルーカス・フェルナンデスを使う。
守備的MFはペドロ・サを起用する。積極性が高くて動き回り、タックルが高くてボールを奪うのが得意なので、ボールウィニングMFで起用をする。
サイドバックの左は、前のMFがメッツァーラの攻撃で前に出て、中盤にスペースが出来るので、そこのスペースを上手く使うようにインバーテッドWBのサポートにする。ここはミッドフィルダーでパス能力があるインビュラをコンバートして使う。
センターバックは欠点が少ないルーカス・ポッシノーロとジャジソンを起用する。
キーパーは1番手のサムエウを起用する。
結果
リーグ戦は4位という結果。目標がELの出場権獲得なので、目標通りという感じだが、上の順位にはポルト、ブラガ、スポルティングといった格上しかおらず、超強豪のベンフィカより上の順位にいるので、かなり頑張った気がする。カップ戦はローテーションをして、ヴィゼラに敗れてしまった。
リーグ戦の詳細を見ると、56得点25失点と攻撃はそこそこ頑張って、守備はかなり頑張った感じ。
個人の成績を見ると、2桁の得点をあげている選手はいないが、フォワードのヘナト・ジュニオールが9ゴール、ウイングのアングロとMFのカルリーニョスが8ゴールと頑張ってくれたり、様々な位置から得点が取れた。ルーカス・フェルナンデスは8得点だがそのうち7得点がPKだった。
得点を期待していたインバーテッドWBの攻撃起用のムフィだが、得点は3点とあまり期待通りではなかった。しかしながら得点期待値は5.27とチームで5番目、ルーカス・フェルナンデスはPKが多いのでそれを除外すると4番目と悪くなかったので、運が悪かったのか、シュートのスキルが足りなかった感じか。シュート数を見ると55とチームで2番手なので、スキルが足りなかった説が濃厚かもしれない。テクニックはあるので、ロングシュート、決定力、冷静さのどれかに課題があるか。
アシストを見ると中島が14と攻撃スキルの高さを見せてくれて、ルーカス・フェルナンデスも8と頑張ってくれた。
アングロと中島が共に90分あたりのドリブル数が4を超えており、サイドバックのムフィも3.32と多め。クラブ全体で見ても1シーズンのリーグ戦で557回のドリブル成功と、2位の400回に大差をつけて1位だった。
課題
戦術的な課題としては、成績が良かったので大きな課題はあまりない感じ。
戦力的な課題も、チーム全体的により戦力が欲しい感じはするものの、ポルトガルのリーグのレベルや資金力を考えると、そこまで戦力が無い方ではない気がする。安定して大陸大会に出場をしてお金を稼いで、継続的に戦力の向上をして、とりあえずブラガあたりには追い付きたいところか。
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