今回は、日本の主任リサーチャーのラベル・ロバートさん(@LovellRobertJP)にインタビューをしたので、その記事を投稿します。リサーチャーと言われてもピンとこない方が多いかもしれないですが、Football Manager上の能力などのデータを作成する人たちのことです。
昔にFootball Managerの公式ブログでリサーチャーにインタビューをする記事を投稿していたので、いつかそれの日本版もやりたいなと考えていたため、けるろんの念願の企画です。
記事を執筆したけるろんは、Twitter(@kerlon_fm)やtwitchもやっているので、よろしければフォローをよろしくお願いいたします。
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この記事はFootball Manager アドベントカレンダー2025に参加をしてます。FM24からJリーグが公式収録されましたが、日本のFMファンに一言お願いします
FM24にJリーグが公式収録される少し前からリサーチャーに就任し、私にはJリーグの全選手を作成するために3ヶ月の時間しかありませんでした。白鳥かりんさんの許可もあって、ほとんどの選手のデータをそれまでのModからインポートすることができました。その後に、契約情報、CA/PA、ポジションを更新しました。おかげさまでFM24の発売は概ね成功だったと思います。
さて、それでは自己紹介をさせていただきます。私の名前はラベル・ロバート。私はFootball Managerの日本の主任リサーチャー、フットボールデータアナリスト、スカウトです。私は、選手を公平に評価するために、Wyscoutまたは他のプロ仕様のスカウティングおよび分析ソフトウェアを利用しています。または、今年は関東、北信越、東海、関西、四国、九州地方で60試合以上の競技試合を観戦しました。
Football Managerのリサーチャーとはどのような仕事ですか?
リサーチャーの仕事は、国のトップリーグおよびライセンスリーグのデータベースを常に最新の状態に保つことです。これには、すべての契約情報、能力値(CA/PA)、個々の能力値、給与、クラブ情報、その他Football Managerで編集可能なあらゆる情報が含まれます。4人のチームメンバーがいて、それぞれが異なる選手グループを担当しています。1人はユースおよび大学生選手向け、もう1人は代表選手および海外にいる代表選手向け、そしてデータ分析のサポートが1人います。
リサーチャーの仕事で大変なことは何ですか?
リサーチャーとしての課題は、ほとんどの能力が主観的なものであることです。公平に選手を評価することは、十分なデータがないこと以上に難しい部分です。
リサーチャーの仕事で日本特有だと思う大変なことはありますか?
ライセンス契約や制限により、いくつかの側面が困難になっています。Jリーグ以外のクラブに期限付き移籍している選手や、特定の年齢以下の選手は、データベースには登録されているものの、FMでは使用できません。これには選手名も含まれます。
リサーチャーになった経緯は?
FM20/21から、毎年FMのエディターを使って日本の地域リーグや都道府県リーグを作成し始めました。それをかりんさんの選手データと組み合わせたところ、好評をいただきました。当初、私は日本の女子サッカーリーグに関するリサーチャーの職に応募していました。そして、FM24が発売される3ヶ月前になって、私は男子リーグのリサーチャーになりました。
好きな選手は?
私は高度なテクニックを持つ選手やゴールキーパーが好きです。例えば、久保建英、川島永嗣、本田圭佑、香川真司などが挙げられます。オーストラリア人なので、ティム・ケーヒルも好きです。
応援しているクラブは?
オーストラリアで私のお気に入りのチームはメルボルン・ハートで、現在はメルボルン・シティとして知られています。日本に移住して以来、私の応援しているチームはずっとカターレ富山です。私は2019年からカターレのサポーターで、2020年からスポンサーとして応援していました。J3に戻りそうので少し悲しい(笑)
Football Managerをいつからプレイしているますか?どのようなプレイが好きですか?
私は2015年からプレイしていて、プレイスタイルは県リーグのチームを運営することです。誰も知らないようなクラブでJリーグ優勝を目指していることが好きです。正直に言うと、FMよりもエディターで過ごす時間の方が長いです。
ラベルさんのサッカー歴と来日の理由は?
私は2018年に日本に来ました。大学入学を機にサッカーのゴールキーパーとしての活動は辞めましたが、アマチュアレベルでプレーしていました。2016年に審判員の資格を取得し、日本に来る前の2018年までに、副審として何度かテレビ中継の試合を担当しました。2018年から2023年まで日本国内で審判活動を行い、最も大きな試合は、カターレ富山とツエーゲン金沢の親善試合で副審をしました。2024年からはAFC C級ライセンスとゴールキーパーレベル1を取得しました。私が日本に来た理由には、配偶者が日本人だからです。
最後に宣伝などがあればよろしくお願いします
本来は、私はJリーグに関するデータのみを担当しています。しかし、日本をできる限り正確に表現したいという思いから、高円宮杯プレミアリーグ、プリンスリーグ、大学リーグ、地域リーグの選手も含めて、日本全体のデータを網羅するように努めました。皆さんも想像できると思いますが、9000人以上の選手とスタッフの情報を常に最新の状態に保つには、膨大な時間と労力が必要です。しかも、これはFM24の時の2倍の人数です。そのため、私は常に協力してくれる人を求めています。お手伝いいただける方、エラーやバグを報告してくださる方は、いつでもご連絡ください。
インタビューの機会をいただき、ありがとうございました。

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